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新型日産スカイラインの手放し運転はヒットしないと考える理由

7/21(日) 8:51配信

週刊SPA!

 7月17日の新聞各紙には、「新型スカイライン 高速道 手放しOK」(朝日新聞)といった見出しが躍った。新型車の発表が一般紙でこれほど大きく扱われるのは珍しい。

「手放し運転ができるのは高速道路の同一車線を走行する場合。速度を設定しておけば、ハンドルやアクセル、ブレーキといった操作を自動で行う。車内の赤外線カメラでドライバーが前方を注視していることが確認されれば、ハンドルから手を放した状態でも走り続ける。ドライバーが目をそらしたり閉じたりし続ければ、警報音を鳴らす。それでも目線が戻らないと、ハザードランプを自動でつけ、少しずつ減速して停止する。」(朝日新聞)

 実は、メルセデスベンツやボルボ、テスラなどのレーンキープアシスト機能付きのクルマも、高速道路に限らず、ACC(自動前車追従機能付きクルーズコントロール)をONにすれば、事実上手放し運転がかなり可能だった。ただ、一定時間以上ハンドル操作をしないと、「ハンドルを操作してください」という警告が出て、それも無視し続けると自動状態が解除されるので、たまに少しだけ動かしてやる必要があった。つまり、ハンドルから手を放しちゃいけないけど、一定時間はできちゃう、というものだった。

自動運転の実現をみんなが望んでいるという思い込み

 新型スカイラインは、その手放し運転が堂々とできる。ただし、クルマがドライバーの目の動きを監視して、ちゃんと前を見ているかどうかをチェックし続ける。手放し運転中にスマホを見たりはできないってことですね。

 また、これまでのレーンキープアシスト機能は、あくまで「アシスト」だったので、高速道路であっても、首都高のきついカーブを曲がり切るのはやや難しかった。しかし新型スカイラインは、ゼンリンの3D高精度地図データと連動しており、首都高の急カーブも、設定速度が速すぎなければ自動で曲がれるのだろう(たぶん)。

 今後日産は、手放し運転機能を他の車種にも広げる予定で、「その売れ行きは、日産の今後にとって重要な意味を持ちそうだ」(朝日新聞)とも評されている。

 で、この手放し運転機能、ヒットするだろうか? 私は「しない」と断言する。

 大手メディアは、「自動運転」というワードに過敏に反応する。政府も支援しているし、時代はそっちに向かって動いている、高齢化問題や人手不足もあり、1日も早い自動運転の実現が望まれている、という思い込みがある。

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最終更新:7/21(日) 8:51
週刊SPA!

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