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お金の入った財布を拾ったらどうする?世界40カ国での実験は意外な結果に

7/22(月) 20:01配信

ライフハッカー[日本版]

海外でお財布を失くしたことがありますか?

アメリカでの大学院時代、わたしは60ドルと身分証明書などの入ったお財布を、学生寮の公衆電話のそばに置き忘れたことがありました(スマホ前時代)。

持ち主が留学生であることは身分証明書から明らかで、わたしも寮の掲示板に張り紙をしたりといろいろな手立てを取りました。でも、何も戻ってはきませんでした。

40カ国で落としたお財布が戻ってくるかどうかの実験をしてみたら

その時すごく悔しかったのです、「これが日本だったら……」。

では、世界の各地でお財布を落としたらどのぐらいの確率で戻ってくるのでしょうか。

ミシガン大学の行動経済学者コーンさんのチームが実験しました。その規模たるや、なかなかすごい。2年以上を費やして、スイスの大学生13人を、世界40カ国、355都市へ派遣。17303個のお財布を落としてどのぐらいの率で戻ってくるかを調べました。

学生たちは落としたお財布を見つけたという前提で、地元の銀行やホテルなどに届け、持ち主に連絡してくれるよう頼みました。持ち主に連絡があった時点で、お財布は「返却された」とみなされました。

お財布は透明で、一目で中身がわかるようになっていました。持ち主の名前やメールアドレスのあるカード、鍵、ショッピングリスト。それだけが入ったお財布と、日本円で約1500円ほどの現地の通貨の現金入っているお財布とが実験に使われました。

その結果たるや、意外や意外。40カ国中38カ国で、お金が入っている方が戻ってくる確率が高かったのです。平均で、現金なし財布が戻ってくる確率は46パーセント、お金が入っているのは61パーセントでした。

そこで、研究者は金額を変えて追実験をすることに。アメリカ、イギリス、ポーランドで「お金なし」「約1500円入り」「約1万円入り」のお財布を約3000個「落として」みたところ、一番お金が入っていたお財布が戻る可能性は72パーセントともっとも高かったのです。

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最終更新:7/22(月) 20:01
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