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助っ人外国人、国内移籍組の現在地とは?

7/22(月) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

外国人選手たちの“国内移籍”のあり方が多様化してきている。すでにNPBで確たる実績を残している助っ人の獲得だけでなく、ときに先行投資や育成の対象にもなる中で、現在の“国内移籍組”助っ人たちの現在地を探る。
※記事内の成績は2019年7月21日現在

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リスク小の国内移籍

 今季、大きなインパクトを与えている外国人選手の1人が日本ハムからロッテに移籍したレアードだ。開幕から4戦連続本塁打を放つと、ここまでにリーグ2位の26本塁打。キャリアハイのペースでチームの長打力アップに貢献している。

 ロッテは打線の破壊力不足が長年の課題だったが、2016年のナバーロ、17年のダフィー&パラデス、18年のドミンゲスと助っ人大砲の補強は失敗続き。唯一の優良助っ人だったA.デスパイネは17年にソフトバンクに引き抜かれた。補強戦略が悩みだったロッテとしては、日本ハムでの4年間で131本塁打を放ちながら契約延長交渉が不調に終わり、突如、市場に流れてきたレアードは願ってもない存在だった。フタを開けてみなければ当たりか外れか分からない“新”外国人より、NPBで実績十分の助っ人のほうが計算できるのは当然。ましてや同一リーグの移籍であればなおさらだ。

 昨オフ、国内移籍したもう1人の外国人が中日から阪神に移籍した先発サウスポーのガルシア。しかし、ここまでは1年目だった昨季に13勝を挙げた安定感を見せるには至っていない。思えば17年に来日1年目にして本塁打王を獲得し、オフに中日から巨人へ移籍したA.ゲレーロも苦しんでいる。同一リーグ間の移籍でも、1年だけの実績ではリスクがゼロとは言えないということだろう。

 一方、NPB通算で7年目となる今季もDeNAで中軸を担うJ.ロペスは、巨人で2年を過ごしたのちに自由契約となりDeNA入り。以降は巨人時代以上の打棒を発揮している。慎重かつ巧みにチームを強化しているのがソフトバンク。現在は故障からの復帰途上だが、広島で2年、西武で1年、確かな実績を残したD.サファテを14年に獲得すると、日本屈指のクローザーに仕立て上げた。デスパイネもロッテでの2年半で日本へアジャストしたことを確認してからの獲得。さらにデスパイネ獲得もきっかけの一つとしてキューバルートを開拓し、L.モイネロ、Y.グラシアル、O.コラスをチームに加えている。

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最終更新:7/24(水) 20:48
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