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「忠臣」と聞いて思い浮かぶ日本史上の人物は?ランキング

7/22(月) 12:06配信

PHP Online 衆知(歴史街道)

「自分らしく、自由に生きる」ということが主流になりつつある現代において、一途に主君や国家のために尽くす姿は、「時代遅れ」と言われてしまうのかもしれません。しかし一方で、今なお多くの日本人が、そういった真っ直ぐな姿を「美しい」と感じているのも、また事実。皆さまは「忠臣」たちの生き様に何を感じ、何を見出しますか?

日本史上の「忠臣」ランキング 結果発表トップテン

1位:大石良雄(内蔵助) 31.2%
2位:楠木正成 7.9%
3位:豊臣秀吉 6.7%
4位:石田三成 6.1%
5位:弁慶 3.7%
6位:直江兼続 3.3%
7位:真田幸村(信繁)3.0%
8位:黒田孝高(官兵衛)2.4%
9位:乃木希典 1.8% 
10位:平重盛 1.6%

今回は江戸時代以前の人物だけで競うかと思いきや、意外にも明治以降の人物に、少なからず票が集まりました。ランクインしたのは一人だけでしたが、確かに近代にも「忠臣」といえる人々が存在していましたね。

それでは、ほかにも様々な「意外」があった今回の結果を、細かく見ていきましょう。

狙うは怨敵、吉良上野介の首!

圧倒的な得票率で第1位の座に就いたのは、「忠臣蔵」で知られる、大石良雄(内蔵助)でした! 

主君の無念を晴らすべく、47人の浪士らが吉良邸に討ち入り、仇討を果たした、「忠臣蔵」こと元禄赤穂事件。一般に知られている話は脚色された部分もありますが、「命をとして主君の無念を、というのはまさに忠臣」(40代、男性)や、「江戸時代以来、歌舞伎や演劇、映画、ドラマ、小説に取り上げられてきた、日本を代表する忠臣だと思います」(50代、男性)など、その生き様に胸を打たれ、「忠臣」を連想した方が大多数でした。また、「テレビドラマを見ていた」などの意見も多く、日本人が「忠臣蔵」に馴染み深いことも、勝因の一つのようです。

しかし、ここまで2位との差が開くとは、編集部としては予想外の結果でした。

一人だけ異質?

第2位は、「日本三忠臣」の一人、楠木正成。「多くの武将が北朝方になびく中で、親子二代にわたり南朝(後醍醐天皇)に忠誠を貫いた」(60代、男性)といった意見のほか、吉田松陰をはじめ幕末の志士からも崇敬された点などが挙がりました。

第3位は、予測できた方はいたのか……なんと、豊臣秀吉! 「世渡り上手」と評されることが多く、忠臣の印象はあまりない秀吉ですが、「忠義を尽くしたことで、信長に家臣として愛され、結果的に天下統一をするまでになれたと思います」(30代、女性)などの意見が。また、草履や、中国大返しの逸話から、「信長に仕えた忠臣」として票を集め、上位に入りました。

続く第4位は、豊臣家に尽くした石田三成。秀吉のすぐ下の順位には、何か運命的なものを感じます(笑)。

命を賭して源義経を守った「立往生」で有名な弁慶は、第5位でした。

上位5人を見ると、3位の秀吉がほかと異なっているように感じてしまいます……。正反対の評価もある人物がここまで大躍進を見せたのは、なかなか興味深い結果です。

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最終更新:7/22(月) 12:06
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