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毎日長距離を走るからすぐダメになる? 知られざるトラックの寿命とは

7/22(月) 6:20配信

WEB CARTOP

大型車はだいたい100万km/10年で買い替え

 乗用車の場合、以前であれば10年10万kmなどと言われ、最近はもう少し伸びているが、大型トラックや大型バスはどれぐらいの距離や期間、使うことができるのだろうか。実際、乗用車と比べても、サイズがまったく違うし、そもそも使い方も異なる。

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 結論から先に言うと、だいたい100万km/10年ぐらいで買い替えるようだ。実際には200万km/20年ぐらいまでは使える(海外でボロボロの日本製トラックやバスが現役なのを見ればわかる)とされるが、修理コストなどがかさんできたり、排ガス規制の強化などがあれば使えなくなることもあるので、運送事業者としてはそこまで延々と使うことはないという。

 それにしても100万kmというのは凄い距離ではあるが、扱うモノによるものの1年間で10万kmほど走るし、知り合いの業者に聞くと「それぐらい走らないとペイできない」という。最近では運賃の低価格化が進み、拍車をかけているのが実際だ。

メンテナンスの入念さは乗用車では考えられないレベル!

 頑丈にできているとはいえ、もちろんメンテナンスフリーで100万km走れるわけではない。運送業者には運行管理者のほかに整備管理者を置くことが義務づけられていて、保有車両のメンテナンスを管理している。

 日常点検、運行前点検はもちろんのこと、オイル交換やグリスアップなどのメンテを定期的に実施。さらに車両の寿命とは関係ないが、大型車の場合、タイヤの摩耗が大きなポイントで、交換はもちろん、ローテーションがかなり重要となる。

 ちなみに大手では、エンジン寿命や燃費にかかわるエンジンオイルについて、独自に研究テストを行なっているところもあり、とにかくできるだけ長く、故障なく使えるように管理を徹底しているわけだ。

 つまり、乗用車のようになんとなく、そろそろオイル交換しなきゃといったことはなく、イメージとしては飛行機のメンテナンス管理に近いだろうか。出先で故障すれば、荷主や乗客に多大な迷惑がかかるだけに、あくまでも大型トラックやバスは大切に使う仕事の道具なのである。

近藤暁史

最終更新:7/22(月) 19:51
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