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タイ・バンコクで見た日本メーカーの戦場 世界一熱いSUV市場の現状を見る

7/22(月) 10:00配信

Auto Messe Web

世界一のSUV激戦区を目の当たりにして

 タイでは、バンコク市内でも、チャン・サーキットに向かう道中でも、そしてサーキットのあるブリーラム市内でも、SUVが圧倒的多数派となっている。タイでは3月に開催されたモーターショーでも評判になった日本の輸出専用車などクルマ事情が熱く、パジェロスポーツが7月25日にタイで世界初披露される。なぜに世界初披露がバンコクなのか、それはタイの巷を見れば明らかだった。

ピックアップトラックによるアマチュアレースが開催されるタイ

 三菱、いすゞ、トヨタ、日産、……..ピックアップトラックが目白押し、なんとここはSUV世界一の激しさがうごめいている戦場であることがありありであった。

日本ブランドのピックアップトラックも存在感デカイ

 SUVは近年、世界的に販売台数が増えているカテゴリーとして注目を集めているが、厳密に言うならばこれらはSUVと普通の乗用車との間に位置するクロスオーバー・モデル。タイでも最近の世界市場動向の表れであるSUVは見かけることはあったが、今回の主役は、ピックアップトラックの荷台にシェルを装着した“本家本元”のSUVである。

 前席のみのシングルキャブやフル4/5座のダブルキャブもあるが、一番人気、というか最も目にすることが多かったのは2ドア、もしくは観音開き式のサブドアを持った4ドアのキングキャブ。乗用車で言うならスポーツクーペの2+2に近いパッケージだが、これが荷台に装着したシェルとのボリュームの比率がマッチして見事に格好良かった。

 国産車で例に出すならトヨタのハイラックスや日産のナバラ、あるいはマツダのBT-50や三菱のトライトン、いすゞのD-MAXなど。もっとも国産車と言うよりも国産車ブランドでしかなく、いずれも生産はタイなどの海外なのである。日本の国内でよく見かけるのは2017年にタイからの輸入販売が開始されたハイラックスのみで、国産車(ブランド)とは言えなじみが薄いのは仕方ないだろう。

 一方、外国車で言うならシボレーのシルバラードやフォードのFシリーズが人気。シルバラードは先に挙げた日本メーカー車よりひと回り大きなフルサイズで威圧感では抜きんでているものの、存在感では負けていない。タイでは日米のピックアップトラック戦争であっても、米ブランドのいかつさに圧倒されるような日本ブランドではないのだ。

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最終更新:7/22(月) 10:00
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