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タイヤは消耗品。黒くて丸いタイヤの選び方、考え方

7/22(月) 15:01配信

サライ.jp

文/鈴木珠美

タイヤは消耗品。車検では1.6mm以上タイヤの溝があれば合格しますが、それはイコール、安全に走れるわけではありません。

タイヤの役割を深く知らなかったとき、 タイヤの重要性を理解していなかった

車の免許を取得し、母の車を借りて運転していたころはタイヤのことを何も知らなかったし、特別に気にも留めていませんでした。車はエンジンをスタートさせてアクセルを踏めば動きます。タイヤの空気圧が自然に抜けていくことは、たしかに自動車教習所で聞いたはずなのだけど、ガソリンスタンドなどで指摘されるまではタイヤの空気圧さえも忘れている状態。縁石にタイヤを擦った直後はちらっとタイヤを確認するけど、見た目に問題なければOK。

「そろそろタイヤ交換をしたほうがいいですよ」と周囲に言われたとしても、いやいやまだ見た目的に問題ないし、タイヤは高いし……と消極的。いつもタイヤを交換するタイミングは、ガスリンスタンド、カー用品店、ディーラーなど、プロの専門スタッフから指摘される回数が増えてくると「これはさすがに交換しないとまずいかな?」という気持ちが芽生えてきて交換するという状態でした。

ずっと黒くて丸いゴムとして見ていた私が、タイヤについて注目するようになったのは、タイヤの役割と、目に見えない劣化を知ったことがきっかけです。当然といえば当然なのですが、タイヤは車体を支える重要なアイテムで、タイヤがなければ車を走らせることはできません。そしてタイヤは消耗品です。見た目的に問題がなくてもタイヤはゴム製品なので、使用年数が経てば劣化するし、性能は落ちます。

車検では1.6mm以上あれが合格だけど 安全面はスポイルされています

雨の日にクルマを運転していて「以前より滑りやすくなった」と感じた方は、タイヤの溝が減っているか、劣化していることが原因かもしれません。

車検では4つのタイヤの溝が1.6mm以上あれば合格します(1つでも1.6mm未満があれば不合格)が、1.6mm以上あれば安全かというとそうではありません。1.6mmに近づくと雨の日は滑りやすくなり、ブレーキを踏んでも停止するまでの距離も伸びます。また雨量が多い日はタイヤと路面との間に水が入り、タイヤが浮いた状態になりやすくなります。タイヤが浮くと、ハンドル操作はもちろん、アクセル、ブレーキペダルを踏んでも利かないという状況に。またタイヤも消費期限を考える必要があります。タイヤメーカーからは消費期限は表示されていませんが、推奨タイヤ交換時期はタイヤを使用してから4、5年です。使用状況によっても異なりますが、悪路を良く走る方やふだん車を停めている駐車場が屋外で、雨や直射日光に当たる車はタイヤのゴムの劣化がしやすい環境です。

タイヤ交換の目安
・雨の日の運転で滑りやすさを感じたとき。
・新しいタイヤを履いてから使用年数が4、5年経ったとき。
・そのほか、タイヤに傷がある、タイヤが変形してきた、金属類が刺さってしまったというときはすぐに専門店でプロのスタッフに確認してもらいましょう。

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最終更新:7/22(月) 15:01
サライ.jp

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