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【ボクシング】中谷潤人が世界へステップ メリンド戦へ「誰もが認める試合をする」

7/22(月) 20:49配信

ベースボール・マガジン社WEB

WBC3位をはじめ、フライ級で世界4団体にランクされる中谷潤人(M.T)の次戦が決定した。10月5日、東京・後楽園ホールで元IBF世界ライトフライ級王者ミラン・メリンド(フィリピン)と10回戦を行うことが22日、同ジムで発表された。

17歳でデビュー以来、全日本新人王、初代日本ユース王座、日本王座を無敗のまま極めてきたフライ級の至宝が、節目の20戦目でいよいよ世界へ乗り出す。2月に手にした日本のベルトはこの日付で返上。もう一段レベルの高い相手を求めて中谷が迎えるのは、3度の来日で日本のファンにも馴染み深い元世界王者のメリンドだ。

「いいチャンスをもらえて、素直に気持ちが入った。プレッシャーはあるが、これに打ち克っていかないと、上の選手と渡り合っていけない」と決意を語った中谷。同時に「これなら世界に行けると、誰もが認めてくれるような試合をしたい」と、内容にもこだわりを見せた。

これまで八重樫東、田口良一、拳四朗と、日本のトップたちを相手にしてきたメリンド。中谷はその印象を「タフだなあと。身長が低いので一発を狙わず、コツコツとダメージを与えていきたい」とし、「見ていただける方にわかりやすいKO勝ちをお見せできれば」と、この一戦を自身の強烈なアピールの場にするつもりだ。

陣営も「すでに世界のレベルには来ている」(高城正宏会長)と、いい勝ち方ができれば本格的に世界挑戦の準備に入る構え。中谷は「緑のベルトが好き」とWBC王座を望みながらも「そうとばかりは言ってられませんね」と執着せず、4団体でチャンスをうかがう。最近はフライ級の体重もきつくなってきたことから、スーパーフライ級も視野に入れていくという。

メリンド戦を前に、8月1日には自分の店、居酒屋「とん丸」を南橋本にオープン。また一つ、中谷に必勝の条件が加わった。

強打のホープ石澤開は谷口と激突

同じM.Tジムの日本ミニマム級8位・石澤開は9月21日、後楽園ホールで同級2位の谷口将隆(ワタナベ)と日本王座への挑戦権を懸けて対戦する。

デビューから6連続KO勝ちをマークする強打の石澤と、世界にも挑んだ技巧派・谷口の好カード。2年前に谷口とスパーリングをしたという石澤は「うまさはあったが、勝てない相手とは思わなかった」と振り返る。「まだ早いと思われるかもしれないが、いずれは越えなければいけない壁。次もKOで勝って、日本タイトルマッチに臨みたい」と、強気に勝利を宣言した。

取材◎藤木邦昭

ボクシング・マガジン編集部

最終更新:7/22(月) 20:49
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