ここから本文です

プロテインはどう選べばいい? 味、値段、成分 効率的に筋肉をデカくする究極は…

7/22(月) 15:03配信

THE ANSWER

連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』16限目」

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお応えする。16限目のお題は「効率的に筋肥大を狙うプロテインの選び方」について。

 ◇ ◇ ◇

 Q.筋トレを始めたので、せっかくならプロテインを飲んでおこうと思います。効率良く筋肥大を狙うなら、どんなプロテインを選ぶといいですか?
 
 筋肉はトレーニングだけでは大きくなりません。筋肉の材料となる栄養素が届いて初めて大きくなります。トレーニングを始めたら、1日に体重1kgあたり2gのタンパク質を摂りたいのですが、人によっては食事だけで摂ることが難しい。そんな時、足りない分を効率良く補える食品として、プロテインがあると心強いです。

 今、国内で流通しているプロテインは、ホエイ(乳清)が主流で、そのほかにはカゼイン、ソイ(大豆)が主なものでしょう。なかでも、筋タンパク質の合成力がもっとも高いのはホエイプロテインです。筋肉をデカくしたいのであれば、ホエイを選びましょう。

 ホエイは大きく分けて、WPI(ホエイプロテインアイソレート)とWPC(ホエイプロテインコンセントレート)の2種類があります。WPIはタンパク質以外の成分をほぼ除去しているため、タンパク質純度が高く、その分、値段も高くなります。一方のWPCは、手頃な値段でタンパク質量をしっかり摂れますが、WPIに比べ乳糖の残留率が高いため、飲みすぎると腹を下しやすいともいえます。牛乳を飲んでお腹がゴロゴロするという方、それと同じ現象です。お腹が弱い人、乳糖不耐症の人は、値段が高くてもWPIを選んだ方がいい。せっかく飲んでも、くだしてしまったら意味がないですからね。

 下さないまでも、WPCを飲むとお腹がゴロゴロする、おならがいつもより出るという人も、体が乳糖を処理できていません。牛乳ではなく水で割って様子を見る、またはWPIに変えると、腹を下すリスクも減ります。

 ホエイにはまた、加水分解ホエイペプチドというものがあります。こちらはホエイに含まれるタンパク質を酵素で加水分解し、吸収・消化の速いペプチドの状態にしたものです。加水分解プロテインは、血中のアミノ酸レベルを速やかに上げる特徴があります。タンパク質が加水分解されて小さくなったペプチドは消化が不要で、速やかに血中に吸収されるためです。値段は高くはなりますが、筋肉に速やかにアミノ酸を供給して少しでも早く筋肥大を促したい場合、あるいはタンパク質を取りすぎると消化不良(お腹が張る、おならがたくさん出る、下痢になる)を起こす方は試してみるといいでしょう。

1/2ページ

最終更新:8/3(土) 1:52
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事