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世界1位でも追う立場 「ナガマツ」の強い気持ち「自分と勝負。向かっていきたい」

7/22(月) 18:40配信

THE ANSWER

前週は8強で敗退、日本開催最高峰の大会に闘志

 かつてないハイレベルな五輪レースで苦しむ若き女王ペアが、一戦必勝の構えで巻き返しに挑む。バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2019」が22日から東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。女子ダブルスに出場する世界ランク1位の「ナガマツ」ペアの永原和可那(北都銀行)は「日本で国際大会を戦えるのは、この大会だけ。先週(のインドネシアオープンにおいて、決勝が日本勢対決となる中で準々決勝敗退となり)悔しい思いをした分、この大会にかける気持ちは、強い。(4月末に)五輪レースに入ってから、納得いく結果を残せていないのは、精神的な弱さ。先週も大きな大会ということで、少し空回りして良いパフォーマンスができなかった。自分と勝負をして、相手に向かっていきたい」と意気込みを語った。

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 同大会は、年間に5大会しか行われないBWF(国際バドミントン連盟)のワールドツアースーパー750という高い格付けで、東京五輪の出場選手を決める2020年4月末の世界ランクに大きな影響力を持つ。女子ダブルスは、現在の世界ランク1~3位を日本の3組が独占しているが、東京五輪には同国から最大2組しか出場できないため、し烈な争いとなる。

 現在の世界ランク1位が、松本、永原組。2位が福島由紀、廣田彩花組(アメリカンベイプ)、3位がリオデジャネイロ五輪の金メダリスト高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)。ただし、4月末から始まった五輪レースで、松本と永原は、ほかのペアの後塵を拝している。前週のインドネシアオープンは、BWFワールドツアーのスーパー1000という最高ランクの大会。福島、廣田組が優勝、高橋、松友組が準優勝でともに高いポイントを稼ぐ中、松本、永原組は、準々決勝で敗れた。

強打が持ち味、松本「スマッシュスピードは出る、芯に当てていく」

 松本麻佑(北都銀行)も「(4月末に)五輪レースが始まってから、自分たちの満足いくプレーを出せていない。先週、自分たちが負けた韓国のペアは、攻撃力の強い選手。気持ちの面で『(相手の攻撃力が生きるような高い球を)上げてはいけない』とか『前に落とさないといけない』という気持ちが、自分たちを追い詰め、プレーの幅が減っていたのかなと思うので、意識の部分を変えられたら良いと思う」と試合に臨む精神面の準備から取り組み直す姿勢を強調。

 2人は、昨夏の世界選手権に日本の4番手として繰り上げで出場し、初優勝を成し遂げて一気に躍進したペア。ともに170センチを超える長身で、強打が持ち味だ。松本は、この日の会場練習の感触として「上から打つ球は、滞空時間が少し長く感じるけど、しっかりとシャトルに当たるとスマッシュスピードは出る。(攻撃力という自分たちの)持ち味を出すという面では、体を(落下点に)入れて(シャトルの)芯に当てに行くようなプレーができたら良い」とイメージを膨らませていた。

 初心に帰り、挑む姿勢で持ち味の攻撃力を前面に出す戦いができれば、優勝を狙える実力は持っている。前週の悔しさを日本で晴らすことができるか。“第1シードの挑戦者”がジャパンオープン初優勝を狙う。

【ダイハツヨネックスジャパンオープン2019】
(BWFワールドツアー スーパー750)
7月23日(火)~7月28日(日)
武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ

平野 貴也 / Takaya Hirano

最終更新:8/3(土) 1:52
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