ここから本文です

ガラス自体のUVカット機能は経年劣化する! 夏を快適にするクルマのウインドウフィルムの貼り方選び方

7/23(火) 7:01配信

WEB CARTOP

着色ガラスの上からフィルムを貼る際は透過率に注意!

 最近では純正でも着色ガラスが採用されていて、ウインドウフィルムを貼ることは減ってきているかもしれない。ガラス自体にもUVカット機能がプラスされているが、じつはその効果は年々薄れていく。そこでウインドウフィルムをうまく使うことで、夏のドライブをさらに快適にできたりする。今回はウインドウフィルムの選び方のポイントを紹介しよう。

夏の灼熱車内に残すと危険な荷物5選!

1)透過率

 透過率とは正確には可視光透過率と呼び、フィルムの濃さを表している。文字どおり、光がどれぐらい通過するかを示すもので、透明になるほど数値は大きくなるし、逆に数値が小さいと濃くなる。

 法律的には、前席まわり。つまりフロントと前席の両サイドは70%以上で、後席まわりはどんなに濃くてもOK。極端な場合0%でも車検は通る。

 注意したいのは輸入車。ガラスに薄く色が付いているものがあり、そこにフィルムを貼ると、合算して70パーセント以上にならない場合があること。知らないで貼ったとしても当然剥がさなくてはならないだけに、フィルムを選ぶ際には気をつけたい。

2)UVとIR

 たまに勘違いしているものを見かけるが、UV、つまり紫外線はお肌を焼いたり、塗装や内装を劣化させるが、熱さには関係ない。熱さは熱源となる赤外線、IRによるものだ。

 このふたつをカットするフィルムは存在し、選ぶ際には自分がどういった効果を求めているかを明確にして選ぶといい。透過率のところで、70%以上の透明に近いものは前席まわりにも貼れると紹介したが、透明なものを貼ってどうするの? と思った方もいるかもしれない。じつはこのIRカットフィルムを貼る場合が関係してくる。

 ウインドウフィルムにはUVカットだけというものと、UVとIRの両方をカットしてくれるものがあるので、選ぶ際のポイントにしてほしい。

3)自分で貼りたい

 自分で貼ってみたいという方もいるだろう。できるかどうかというと、器用な人ならできると言っていい。ポイントはカット済みのものを買うというのと、プロが使用するフィルムを選ぶということ。ネットで探せば出てくるので、通販で購入できる。

 素材的にはプロが使うフィルムのほうが、コシがあって扱いやすいしキズにも強い。メーカーもお馴染みの3Mだけでなく、リンテックなど種類も豊富にあるので、自分に合ったものを試してみるのもありだろう。

 また、やったことがある方なら実感していると思うが、問題はリヤの湾曲に合わせてどう貼るかで、かつては熱線の上で切り合わせたり、微妙に重ねたりと熟練を要した。最近では熱収縮タイプが主流になってきていて、ヒートガンで熱を加えるとフィルムも湾曲して型取りできるので1枚貼りが可能だ。

 ドアのウインドウは、以前ならフェルトの水切りだったので押し込めばよかったが、今では硬い樹脂なので内張りを外して施工しなくてならないのが面倒ではある。

 あとは薄い石鹸水を使って、ヘラでしごいて密着させる水張りで貼っていくだけ。これはホコリをできるだけ排除して、水を残さないように、内から外に向かって押し出すようにヘラを動かしていけばいい。

 とはいえ、手間とリスク、そして仕上がりを考えると、やること自体を楽しむなら別だが、プロに頼んだほうがいいだろう。

近藤暁史

最終更新:7/23(火) 7:01
WEB CARTOP

記事提供社からのご案内(外部サイト)

クルマの「知りたい」を完全網羅
新車試乗・最新技術・お役立ち情報 etc……
すべてがわかる自動車メディアの決定版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事