ここから本文です

メルセデス・ベンツ Aクラス セダンは見ても乗っても190Eの再来!? ライバルはCクラスだ!(試乗記)

7/23(火) 20:43配信

GQ JAPAN

FFモデルを拡充するメルセデス

2018年のメルセデス・ベンツの世界販売台数は243万台余。2011年と比較すれば、100万台以上も多い。数的に急速な成長を遂げた最大の理由は、FFアーキテクチャーの刷新と、それに伴うモデルラインナップの増加だろう。

「Aクラス」、「Bクラス」、「CLAクラス」、「GLAクラス」がラインナップされるFFファミリーは、メルセデス・ブランドのエントリーとしても人気を集め、世界中で大きな支持を得ている。

また、2018年にフルモデルチェンジされたAクラスから始まった新世代の商品展開では、さらなるラインナップ拡充も目ざされているようで、去る6月には、3列シートのSUV「GLBクラス」が発表されている。そて、日本でも販売開始された「Aクラス セダン」も、新たなユーザーの獲得を狙う新モデルだ。

Aクラス セダンのサイズは全長:4549mm×全幅:1796mm×全高:1446mm。すでに日本でも発売されているAクラスのハッチバックに対し、130mm長い全長をトランクルームに割り当てている。ちなみにホイールベースはハッチバックとおなじ2729mm。ちなみに中国ではそれより60mm長いロングボディのモデルがリリースされている。

ハッチバックからセダンをつくるという有り体なプロセスの果てに、プロポーションがガタガタに崩れる例はままあるが、AクラスはAピラーがしっかりと立てられていることもあり、セダンのプロポーションも違和感はない。

ラゲッジルームは420リッター(通常時)と、充分な容量が確保されており、リアシートの背もたれを倒せば長尺物の積載も余裕で対応する。また、ボディの長さを活かしてのCd値は0.22と、あらゆる乗用車のなかでもトップクラスを誇るのも特徴だ。

と、ここで気にかかるのは、先に発表されたばかりのCLAクラスとの差異と、さらには「Cクラスセダン」との棲み分けがどうなるのか? という点だ。

そもそもCLAクラスは4ドアでありながら、メルセデスのカテゴライズにおいては“クーペ”に属しており、クリーンな室内空間というよりはスタイリッシュなルックスの構築に重きをおいている。また、Aクラス セダンよりも全長は約130mm、全幅は約30mm大きく、寸法的にはCクラスに近い。そしてそのCクラスは、ラゲッジルーム容量は勝るものの、FRレイアウトのため車内空間はAクラス セダンが同等以上を確保している。最小回転半径などを加味して考えても、メルセデスのラインナップにおいてはAクラス セダンがもっとも扱いやすいセダンになりそうだ。

装備面はAクラスのそれに準拠しており、会話形式のスマートアシスタンス「MBUX」は標準だ。また、10.25インチの液晶パネル2面がならぶメーター及びインフォテインメントシステムも備わる。

さらにAクラスは、一部オプションながら先進安全運転支援システムの充実ぶりでもライバルと一線を画するが、そういったベネフィットはセダンの側にももれなく展開されている。

1/2ページ

最終更新:7/23(火) 20:43
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2019年9月号
2019年7月25日発売

800円(税込)

"はるたん"が帰ってきた! 奇跡の男、田中圭/特集:親とは、子とは、そしてファミリーとは? 自由な「家族」/菅田将暉、”LOVE”を語る

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事