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メルセデス・ベンツ Aクラス セダンは見ても乗っても190Eの再来!? ライバルはCクラスだ!(試乗記)

7/23(火) 20:43配信

GQ JAPAN

ライバルはCクラス?

今回の試乗では、直接的な比較こそ出来なかったものの、ハッチバックとの走りの違いおいては、静粛性やフラットなライド感という点でセダンに利があるように感じられた。

とくに前者は、後ろまわりからの侵入音源を隔壁で区切れるセダンのメリットが大きく奏功しているのだろう。同様に車体形状上、明らかに有利な車体剛性や減衰バランスといった点が乗り心地の上質感に繋がっているのも間違いない。

CクラスやEクラスなどの例をみるまでなく、以前からメルセデスのクルマはセダンに動的質感の優位がはっきりとあらわれがちであるが、Aクラスにもその傾向はみてとれるようだ。

また、最高速の公表数値が異なるほどの空力的優位がセダンにはあるわけで、これは当然高速域の巡航燃費にも好影響を及ぼすだろう。

思うにAクラス セダンの最大のライバルになるのは、同門のCクラスではないだろうか。駆動方式をもってそれを選んでいる人がすべてではない限り、Aクラスの車寸は日本の使用環境においては充分な説得力をもつ。

速度域があがれば、Cクラスの懐の深さはさすがだなぁと感心させられるものの、日常的な速度域での快適性においては、両車の差は限りなく小さい。そして右ハンドル仕様においてはドラポジの中立具合など、FFならではの利も備えている。

もはやカニバりかねないまでに隙間を埋めていくメルセデスの商品展開には些か心配にもなるが、果たしてこの下剋上があり得るのか、ちょっと見届けたい気もするのであった。

文・渡辺敏史

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最終更新:7/23(火) 20:43
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