ここから本文です

奥原希望がストレート初戦突破 敗れた相手も脱帽「連戦で疲れているはずなのに…」

7/23(火) 14:51配信

THE ANSWER

前回準V奥原、敗れた川上も感嘆&脱帽の強さで2回戦進出

 バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2019」は23日、武蔵野の森総合スポーツプラザで第1日を行い、女子シングルスで前回準優勝の奥原希望(太陽ホールディングス)は2-0(21-9、21-17)で川上紗恵奈(北都銀行)を破って2回戦進出を決めた。

【動画】ラリー中に突然…!? コートサイドに走り、たった2.5秒で…“奇跡のラケット交換”の実際の瞬間

 圧倒的だった。フットワークと粘りには定評のある日本B代表の川上が「連戦で疲れているはずなのに、あれだけ動ける……」と感嘆する予測と動き出しの速さで主導権を握り続けた。第1ゲームは、相手を走らせ、甘い返球は容赦なく上からたたいた。後方からスマッシュ、ネット前からは強烈なプッシュ。まったく隙を見せない試合運びで、観衆からはため息が漏れた。21点目は、フォア打ちのスイングのままラケットの面を翻して相手バック側へ落とす技ありのリバースカットを鮮やかに決めた。

 第2ゲームは、川上がスピードを上げて接戦に持ち込んだが、奥原はレシーブでも相手を揺さぶり、崩されてもすぐに立て直す安定感を見せて対抗。21-17で押し切った。敗れた川上は「相手は連戦のハンデがあるのに、こっちがスピードを上げて、やっと互角。相手の方がまだまだ上。(力の差を埋められたか?)基準に立てなかった」と脱帽するしかない内容。奥原は「相手は勢いのある選手で、東京五輪の先まであって、上がって来る可能性のある選手。負けられないという気持ちはあったけど、これからの選手と対戦できるのは良いこと」と川上の将来性を称えながらも貫録勝ちを収めた。

「皆さんが眠くならないように面白いプレーをたくさんしたい」

 所属していた日本ユニシスを離れてプロになった今年、奥原は、2020年東京五輪の大舞台だけを見据えて、自身のプレー改善に集中している。「自分の課題に取り組む中で、相手の狙いに合ってしまったときにうまくシフトチェンジできない部分はあるけど、内容は悪くないと思っている。毎回(課題改善の取り組みに対する)答え合わせをしているので、ぶれずにベースアップをしていきたい」と淡々と最近の手応えを語った。

 武蔵野の森総合スポーツプラザは、翌日で開幕まで1年ちょうどとなる2020年東京五輪で、バドミントン競技が開催される会場だ。五輪や会場について多く問われる中、奥原は「この会場は、独特。日本独特で、どの会場より静か。(2年前までこの大会を行っていた)東京体育館よりも暗い。演出が独特。(スタンドの)プレーヤーズシートに行ってみたけど(照明があてられている)コート以外がまったく見えず、観客の方は眠くなってしまうんじゃないかと思ったし、私があそこで1日見ていたら絶対に寝てしまう(笑)。皆さんが眠くならないように面白いプレーをたくさんしたい」と笑い、取材エリアを後にした。翌24日は自身の試合がなく休養が取れる。リフレッシュし、再び観客を沸かせる意欲は、十分だ。

平野 貴也 / Takaya Hirano

最終更新:8/3(土) 1:52
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事