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「同期入社で同じ年収」なのに年金額が違う理由

7/23(火) 5:40配信

東洋経済オンライン

ある週末、新橋の居酒屋で男性3人が集まり同期会を行いました。3人とも50歳になったばかり。そろそろ老後のことも意識し始めました。
「俺たち、年金っていくらもらえるんだろうな」
同期入社で勤務年数は28年、収入も大差のない3人ですから、誰とはなしに「受け取れる年金の額だって、そんなに変わんないんじゃないの」ということになり、そのまま乾杯となりました。
でも、ほぼ同じような人生を歩んできたように見える3人ですが、実は、あることが原因で受け取れる年金の額に大きな差がつくのです。

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そのカギを握っているのは「妻」。3人とも結婚をしていて、妻は専業主婦というところまでは同じなのですが、大きく違う点がありました。それは「妻の年齢」です。
妻の年齢で年金額に差がつくことを知っている人がどれだけいるでしょうか?  50歳を過ぎたら人ならきっと気になる話を、『50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話』を出版した人気ファイナンシャルプランナーの山中伸枝氏が解説します。

■晩婚、年の差婚は年金額が増える

 一応、3人の名前をAさん、Bさん、Cさんということにして、それぞれの家族構成を紹介しておきます。

Aさん=結婚25年。妻53歳、子ども2人で22歳と20歳
Bさん=結婚20年。妻50歳、子ども2人で17歳と14歳
Cさん=結婚2年。妻35歳、子どもなし
 目を引くのはCさんでしょう。

 結婚して2年。妻は15歳下ですから、晩婚かつ年の差婚という、ちょっと芸能人っぽいケース。一部の男性からは、ちょっとうらやまし気な声が聞こえてきそうです。

 AさんとBさんは、オーソドックスなケースですが、恐らくAさんが結婚した25年前は、年上の女性と結婚するのがまだ珍しかった時代だったかもしれません。

 それはさておき……。

 実際のところ、受け取れる年金にはどのくらいの差が生じてくるのでしょうか。3人とも、20歳から国民年金に、就職と同時に厚生年金に加入し、加入期間中の平均年収が600万円という前提で、65歳から90歳までの25年間に受け取れる老齢厚生年金の金額を計算してみました。

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最終更新:7/23(火) 5:40
東洋経済オンライン

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