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レースクイーンの悲惨な告白 “日給2千円でハラスメント”なお仕事

7/23(火) 7:31配信

デイリー新潮

 自動車やオートバイなどモータースポーツのレース会場で、白熱する戦いに花を添えてくれる存在といえば「レースクイーン」だ。セクシーなコスチュームで笑顔を振りまく彼女たちは、レースチームのいわば“顔”である。最近はテレビのバラエティ番組などで取り上げられることも多い。だが、彼女たちは、その華やかなイメージとは裏腹に過酷な世界だ、と告白する。

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 高島礼子、若槻千夏、菜々緒、おのののかなど、芸能界にはレースクイーン出身者は多い。レースクイーン業界は、輝かしい世界への入り口となっているのだ。

 今回、話を聞かせてくれたマナさん(仮名・25歳)も、ファッション誌のモデルを目指して芸能事務所に入り、最初に振られた仕事がレースクイーンのオーディションだった、と語る。

「別に私はレースや車に興味はありませんでしたが、事務所から『レースクイーンを経験すると知名度も上がるしファンもできるから、モデルの仕事にも有利に働くよ!』と猛プッシュされ、オーディションを受けることにしました」

 モーターレースのカテゴリーは様々あるが、マナさんが受けたチームは「スーパー耐久」というカテゴリーのチームだった。スーパー耐久とは、市販品のパーツのみを使い限られた範囲でしか改造を施していない車両で順位を競うレースだ。

「給料はカテゴリーやチームによって大きく異なりますが、私が受かったチームは、仲介料などを事務所に引かれて、1レースあたりの手取りは8千円でした。スーパーGTやスーパーフォーミュラの方がメジャーなので、知名度も上げやすいし、給料も良いのですが、スーパー耐久のプライベーターチーム(自動車会社が自己資金でレースに参戦する場合のチーム)だと無給というところもあるそうなので、8千円でもまだ貰えていた方ですよ」

 マナさんが言う「1レース」とは、1日という意味ではなく、そのレースで要する全日数が含まれる。たとえば彼女の場合、2日間に亘って行われるようなレースでは、2日間働いた分の給料が8千円ということなのだ。マナさんのチームは長距離を走るスーパー耐久のカテゴリーなため、レース時間は短くても3時間、長い時には24時間近くに及ぶという。

「仮に移動日も含めて3日間拘束された場合、日給に換算すると2千円ちょっと。月の試合数も少ないので、月収は雀の涙ほどでした。他のアルバイトもしていましたが、1レースで拘束される日数が多いので、あまりシフトを入れることはできませんでした。レースクイーンとして時々撮影会の仕事もありましたが、あれは相当人気じゃない限り、人が集まらず、大した収入にはなりません」

 さらにレース場は遠方にあることが多いため、移動にも時間がとられてしまうというデメリットもある。

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最終更新:7/23(火) 18:05
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