ここから本文です

元スマの次は宮迫? 脱ジャニ「田原俊彦」、脱吉本「サブロー・シロー」はこう干された

7/23(火) 5:59配信

デイリー新潮

 令和の時代を迎え、芸能界に地殻変動とも呼ぶべき大きな動きが生じている。なかでもジャニーズ事務所が元SMAP3人の出演をめぐりTV局に圧力をかけた疑惑、闇営業に関して吉本興業が宮迫博之らを恫喝していた問題は、業界の在り方を問う出来事だった。

干された「トシちゃん」とジャニーズ事務所に従順な「マッチ」

 後者に関しても、今後の宮迫たちが、元SMAP3人と同じ憂き目にあうのではとの見方は少なくない。著書『芸能人はなぜ干されるのか?』で、タイトルそのものズバリの問題に切り込んだライターの星野陽平氏が、華やかな世界の“残酷物語”を繙く。

 ***

 芸能界に激震が走った。

 7月17日21時ごろ、NHKの「元SMAP3人のTV出演に圧力の疑い ジャニーズ事務所を注意 公正取引委」というニュース速報が第一報だった。その後、このニュースはNHKの通常のニュース番組でも取り上げられ、多数のネットメディアがこれを追従し、一気に拡散した。

 大手芸能事務所を辞めたタレントが突如、テレビから姿を消すというのは、すでに多くの視聴者が知っていることだろう。いわゆる「干される」という現象だ。

 なぜ干されるのか。一言で言ってしまえば移籍や独立の動きが、他のタレントに波及することを芸能事務所が恐れるからだ。売上を稼いでくれるタレントがいなくなってしまえば、芸能事務所は経営を続けることができない。タレントといえども一人の人間なので「事務所を辞める」と言い出したら、止めることができない。だから、見せしめに干して「うちを辞めたらこうなるんだ」ということを他のタレントに示さなくてはならない。

 2017年にジャニーズ事務所から独立したSMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人も例外ではなく、独立直後からテレビ出演が激減した。

 独立をしたと言っても違法行為をしているわけではないのだから、テレビ局が起用するのは本来自由なはずだが、現実には難しい。大手芸能事務所から「彼らを出すなら、うちのタレントを引き揚げる」と言われた場合、番組編成に大きな支障が出るからだ。

 すでに今年春、週刊誌で公正取引委員会がタレントの移籍をめぐってテレビ局に圧力をかけていないか、ジャニーズ事務所を調査する予定だと報じられていた。テレビ局の忖度が大半だと言われ、立証は難しいという見方もあったが、実際に公取委が動き「圧力の疑い」を指摘したことで、芸能界の既存のビジネスモデルが揺らぎ始めた。

 私は以前からこの問題に関心を持ち、2014年に『芸能人はなぜ干されるのか? 芸能界独占禁止法違反』(鹿砦社)を上梓し、その後も関連書籍を出してきたが、ここでは特に印象に残ったタレントの“追放事件”をいくつか紹介したい。

1/6ページ

最終更新:7/23(火) 16:55
デイリー新潮

記事提供社からのご案内(外部サイト)

デイリー新潮

新潮社

「週刊新潮」毎週木曜日発売

「デイリー新潮」は総合週刊誌「週刊新潮」が発信する最新の話題に加え、専任取材班による綿密な取材に裏打ちされた記事を配信するニュースサイトです。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事