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通訳に聞いた助っ人たちの「あんな話、こんな話」

7/24(水) 11:05配信

週刊ベースボールONLINE

助っ人選手たちのプライベートもサポートしている通訳さんたちに、彼らだからこそ知っている外国人選手たちの日本でのドタバタな出来事や心温まるエピソードを聞いてみた。
写真=BBM

【画像】広島・松長通訳。成功する助っ人選手の共通点は?

ヤクルト・小山信一通訳「バーネットは、熱い魂を持った男でした」

 彼は人一倍勝ちたい思いの強い選手でした。ネガティブなプレーにすごく厳しい。それは自分にも味方にもです。優勝した2015年の10月2日、結果的に優勝が決まった試合です。阪神の関本賢太郎選手に同点適時打を打たれました。その年、初のセーブ失敗でしたが、気落ちするところは周囲に見せませんでした。やられたからと言って、ネガティブにならない。『絶対にCSでやり返す』と言っていたのを思い出します。そのとおり、CSでは大活躍。日本シリーズでは敗れましたけど、心意気を見た気がしました。魂を強く持っているというイメージの選手でした。

中日・桂川昇通訳「ウッズ=ウエート・トレ!」

 ウッズといえば、とにかくウエート・トレです。ホームはもちろん遠征先でも朝からいつもジムに行っていました。最初、僕も付いていってエアロビみたいなことをやっていたのですが、ウッズから一緒にやろうと誘われたんです。それからは一緒にずっとやっていましたね。最初はベンチプレスが60キロくらいしか挙がらなかったのが、ウッズと一緒に毎日やって、いつしか100キロが挙がるようになったんです。でも、ある日、歯医者に行くと奥歯が欠けてるって言われました。すごく歯を食いしばってやっていたからですね。今でも1年に3、4回は連絡を取っています。フロリダ州タンパで牛を飼っているんですよ。

広島・松長洋文通訳「プライディは、とにかくマジメな男」

 優勝した2016年に在籍したプライディ選手には人間として学ぶものがありました。すごくマジメな性格で春季キャンプが始まると「日本語を教えてくれ」と、毎晩のように一緒に勉強してキャンプ終了までにはひらがなをマスターしました。オープン戦期間中にはカタカナまで覚えてしまったくらいです。外国人枠の影響で一軍で出場することは一度もなく、シーズン途中に球団から帰国を許されたのですが「たとえ昇格はなくても、一軍が戦っている間、俺はチームに残る」と答えたんです。決して手を抜くことなく最後まで二軍でプレーし続けた、あの姿勢は忘れられません。

週刊ベースボール

最終更新:7/24(水) 20:48
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