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お盆を迎える前に知っておきたい、今更聞けないお盆の基礎知識

7/24(水) 6:04配信

サライ.jp

まもなくお盆がやってきます。仏教の伝統行事、お盆(7月13日~16日または8月13日~16日)は、亡くなったご先祖様が自宅に帰ってくるといわれる行事です。株式会社メモリアルアートの大野屋が、今更誰かに聞くことはできないけれど身につけておきたい、お盆の基礎知識についてまとめました。
お盆の準備やマナーについて意外と知らないことも多いもの。当日困らないよう、知識を蓄えておきましょう。

■お盆の由来

お盆とは正式には「盂蘭盆(うらぼん)」といい、古代のインド語の一つであるサンスクリット語の「ウランバナ」(逆さ吊りの苦しみの意味)を漢字にあてはめて読まれた言葉です。
釈迦の弟子の目連(もくれん)は、母親が死後の世界で餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいる姿を見て、釈迦に母を救う方法の教えを請いました。その教えに従って、布施や供養を僧侶や多くの方々に施したところ、その功徳により母親は極楽浄土に行くことができたそうです。それ以来、目連が多くの人に施しをした7月15日は先祖供養の大切な日となったと伝えられています。
お盆の時期、お寺では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法要を執り行います。お盆になると、各家庭には故人の霊が帰って来るといわれ、お供えや提灯を飾ってお迎えします。

■7月にお盆を迎える地域と8月にお盆を迎える地域があるのはなぜ?

仏教の教えでは本来7月15日を中心にお盆としていましたが、新暦(明治6年以降)になると、この時期が農業の繁忙期と重なるようになったため、農業が盛んな地域では、ひと月遅れの8月15日を中心としてお盆を行うようになりました。東京や横浜、東北地方などでは7月に、その他の地域では8月にお盆を行うのはこのためです。

■お盆の期間には何をしたらいい?

準備からご先祖様のお見送りまで 7月または8月の13日に迎え火を焚いてご先祖を迎え、15日(もしくは16日)に送り火を焚いて送り出します。また、お盆には、「盆棚」というご先祖様をお迎えする祭壇を作ります。棚にはござやまこも※1を敷き、中央にお位牌を安置します。なすやきゅうりで作った精霊馬(しょうりょうま)、精進料理のお膳、そうめん、季節の野菜や果物、故人の好物などのお供え物を供えます。棚の左右には盆提灯を飾ります。
お盆飾りにはお盆に故人やご先祖様が家に帰ってくることを華やかにお迎えし、おもてなしをするという意味があります。
※1 まこも: 邪気を払うと言われている植物で作られたござ

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最終更新:7/24(水) 10:19
サライ.jp

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