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スギちゃん広告塔の仮想通貨が「換金できない」トラブル

7/24(水) 6:02配信

SmartFLASH

「仮想通貨、ワイルドだろぉ~? じつは俺もワイルドに始めようと思ってるぜ……」

 お笑い芸人のスギちゃん(45)のひと声に、50人ほどの観衆が沸く。さては「単独ライブか?」と思いきや、ここはセミナー会場。2018年5月23日、都内のホテルで開催されたこのセミナーは、仮想通貨「MINDOL」の普及を目論んだものだった。スギちゃんはその司会を務めていたのだ。

 最近なにかと取り沙汰される仮想通貨。このMINDOLは、発行元のMINDOLホールディングスがぶち上げた “プロジェクト” で注目を集めた。「クールJapan」をテーマに、MINDOLで遊べるゲームやアニメを世界的に普及させていくと謳ったのだ。だがその実態は--?

「私もサブカルが大好きなので、プロジェクトに賛同し3000万円を投資したのですが、すべてがパーになりました」

 そう憤るのは、このセミナーに参加していたAさん(43)。

「有名人の推薦もあり、安心してMINDOLを購入していたのですが、まともに成功したプロジェクトはゼロ。一方、幹部たちは六本木で豪遊する様子をSNSにアップしていて、許せない気持ちです」

 どうやらこの会社、有名人の起用が大好きなようだ。2018年10月、元ブラジル代表ロナウジーニョとのコラボを発表。翌月には広告塔として起用していた松居一代(62)が、イベント出演をドタキャンしたと主張し、マスコミを騒がせた。

 そんないわくつきの仮想通貨を宣伝する場で、笑顔をふりまくスギちゃんの姿--。

「2000万円投資しました。『仮想通貨の取引所で、自由に売買できる』と聞いていたのに、実際は違いました。結局、換金できない、紙くず同然のものを買わされたのです」(Bさん・47)

 Bさんによると、プロジェクトの停滞について、会社側は「開発費用が不足している」「プログラマーが蒸発した」など、言い訳をのらりくらりと繰り返していたという。

「業を煮やして幹部を直接問いつめたら、『俺のバックには、暴力団がついている』と脅されました。現在は弁護士を通して民事、刑事で責任を追及する準備をしています」(Bさん)

 専門家は、この仮想通貨をどう見ているのか。

「MINDOLは、以前から『危険な仮想通貨』と噂されていました。代表も辞任し、全プロジェクトが無期限停止された現状を見る限り、真面目に事業をやって購入者に還元しようという気は、なかったのではないかと思います」(ITジャーナリストの三上洋さん)

 MINDOLに被害者の声をぶつけると、以下の回答が。

「MINDOLは他銘柄では見ることができない高騰を続け、多数のホルダーに利益をもたらしたデータがあり、刑事事件として扱われると認識しておりません。また現在、水面下で多数のプロジェクトが進行中です」

 ちなみに、セミナー会場でおこなわれたビンゴ大会の一等賞品は高級ブランドバッグ。派手な服装の参加者が当選するとスギちゃんは、「ヤバそうな人に当たってしまいましたね~」とツッコミを入れた。スギちゃんも、高額なギャラと噂の “闇営業” だったのではと疑いたくなるが?

「イベント会社からの依頼で、会社として正式に受けた案件です。また、依頼を受けた時点では、該当企業のトラブルなども表沙汰になっていませんでした」(所属事務所)

 怪しい仮想通貨セミナーの司会とは、とんだ “毒まんじゅう” を食わされたスギちゃん。「いい迷惑だぜぇ~」とぼやくか!?


(週刊FLASH 2019年8月6日号)

最終更新:7/24(水) 12:37
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