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乃木坂46 齋藤飛鳥&与田祐希が考える“卒業”「ネガティブなイメージはありません」<Interview>

7/24(水) 7:00配信

ザテレビジョン

2015年夏に公開された「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」に続く、乃木坂46のドキュメンタリー映画「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」が東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開中。

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本作は、“エース”西野七瀬の卒業をはじめ、グループの活動と個人活動などに奮闘するメンバーの貴重な映像や証言を織り交ぜながら、それぞれの心の葛藤や成長の物語をこれまでにない親密な距離感で紡いでいく。

監督は、話題のCMやドキュメンタリーを数多く手掛けているクリエーターの岩下力。過去に乃木坂46のドキュメンタリー映像を撮影したことがありながらも、それほどメンバーについて多くのことを知らない岩下がどんなスタンスで彼女たちと向き合ったのか。

1期生の齋藤飛鳥と3期生の与田祐希による対談では、長い期間密着取材を続けた岩下との距離感や作品の見どころ、自身のエピソードにまつわる話などが飛び出す。

――完成した作品を見た感想は?

齋藤:見終わって最初に感じたのは、意外とメンバーのことを知らなかったんだなって。

今回の作品は内側から描かれているのでグループの状況などが客観的に分かるし、みんなが本音で話していたからどんなことを考えているのかを知ることができました。きっと、他では見られない姿が映っていると思います。

与田:私は、第1弾の「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」を見ていたんですけど、まだ乃木坂46に加入する前だったから純粋に感動しましたし、乃木坂46というグループのことが好きになったんです。

今回のドキュメンタリーは、自分自身がグループの一員になっているので見方は少し変わりましたけど、加入する前の気持ちを思い出しました。

――作品の中の“自分”についてはどう思いましたか?

齋藤:1期生のメンバーたちはずっと一緒にいて、いろんな考えや気持ちを共有してきましたけど、やっぱりお姉さんメンバーたちは少し先のことを考えているんだなと感じました。

みんな現実をシビアに捉えているんだなって。私も、もっと考えなければいけないなと思いました。

与田:私は、すごく泣いているなって思いました(笑)。

齋藤:ずっと泣いていたよね?

与田:完成した作品を見ても泣いたし、劇中でもずっと泣いています。それと(上海公演での)「シンクロニシティ」のセンターを決めるじゃんけんの時に、こんなマヌケな顔をしていたんだって驚きました(笑)。

客観的に見て、ちょっとムズ痒かったです。自分は、いつもこんな感じなんだってことを知りました。

――それぞれのエピソードで言うと、齋藤さんは久しぶりに地元に帰省して成人式と同窓会に参加しましたね?

齋藤:あんな風な感じで普通に乾杯をしたことはなかったので、とてもいい経験になりました。乃木坂46に入ってからは一人で暮らしていて、地元にも実家にも帰っていなかったんです。

自分の中ではそれでもいいのかなって思っていたんですけど、どこかモヤモヤしているところもあって。ちゃんと区切りを付けたいなという思いがありました。

――劇中では「昔の自分と仲直りできそう」と話していましたが。

齋藤:久しぶりにみんなと会って、友達から「応援しているよ」って言ってもらえたりして、昔の自分がいた環境もそんなに悪くはなかったのかなと思うことができました。

――与田さんも地元に帰って動物と触れ合ったり、おばあちゃんと話をしたり。

与田:動物とワイワイしているところは、岩下監督から特に何も言われなかったので自由にさせていただきました。個人的にはエンドロールの映像で、ヤギの「ごんぞう」がドアップで出てきたことがうれしかったです(笑)。

おばあちゃんと話をしている時は、家族って誰よりも私のことを見てくれているんだなと実感して。私の写真を切り抜いてファイルしてくれている優しさとかに触れてグッと来ました。泣いたらおばあちゃんが心配するかなと思ったんですけど、涙が全然止まらないんです。おばあちゃんには何も言われなかったからバレていないのかな?(笑)

――今回の作品で、ずっとグループに密着していた岩下力監督の印象は?

齋藤:岩下さんは海外向けの短いドキュメンタリー映像を作ってくださったりして、以前からお世話になっている方なので、メンバーたちもカメラが入っているから気を張らなきゃっていう感じではなかったです。

個別のインタビューでも、岩下さんが自分の話をしてくださったので、それを聞いているうちに自然と言葉が出てくる瞬間もありました。

与田:私はインタビューなどでしゃべることがあまり得意ではなくて、言いたいことはたくさんあるんですけどうまく言葉にできなかったり、話が止まっちゃたりするんです。

でも、岩下さんは私の時間に合わせてくれるというか、言葉が出てくるまで待ってくださったり、思いをくみ取ってくださるんです。とても、リラックスして話すことができました。

――劇中では“卒業”と“涙”が重要なキーワードになっていますね。

齋藤:ファンの皆さんの中には、1期生の頃からずっと応援してくださっている方もいれば、最近好きになってくださった方もいる。

今の乃木坂46は大きく変化している時期でもあると思うので、どうやったら多くの方たちに受け入れてもらえるのか。

難しい課題なんですけど、いつも考えています。自分のことになるとまだ全然分からないですけど“卒業”という言葉にネガティブなイメージはありません。

与田:劇中でも(西野)七瀬さんの卒業コンサートの模様が出てきますけど、あの時は涙が滝のように流れてきて寂しいという気持ちが大きかったんです。

でも、卒業されていった先輩たちは皆さんキラキラと輝いているんです。その姿を見た時に、いつまでも悲しんでいたらダメだなと。先輩たちに安心してもらえるように、もっともっと頑張らなきゃって思えるようになりました。

齋藤:涙に関しては…、与田っちょは四六時中泣いているよね?(笑)

与田:はい(笑)。2年前のシングル「逃げ水」の頃は泣かないようにしようと頑張っていたんですけど…。

齋藤:確かに「逃げ水」の時は強いなって思った。

与田:あの時は、めっちゃ気を張っていました。でも、もう泣きたい時に泣こうと思って。それからは、ずっと泣いています(笑)。

齋藤:私も昔は与田っちょみたいにすぐ泣いていたんです。感情の表現方法として泣くことしか知らなかったんです。あ、別に与田っちょのことを言ったんじゃないからね(笑)。

与田:大丈夫です(笑)。

齋藤:何かあっても涙を流すことしかできなかったんですけど、何となく自然と自制できるようになってきたんです。

ただ、昨年末の「日本レコード大賞」(2018年)の時はうれしいという気持ちに加えて、メンバーやスタッフの方たちの喜んでいる姿を見たらグッと来て涙があふれていました。

――今回の作品はドキュメンタリーということで、お二人の素顔も垣間見られますけど、1日の中で一番リラックスできる時間は?

齋藤:う~ん、いつだろう。朝起きた瞬間かなぁ。欲望のままに二度寝したり、そのまま起きて朝ご飯は何を食べようかなって考えたり。その時に自分が思ったまま自由に動いている時間が好きです。

与田:私は、朝ご飯の時間。朝からがっつりお肉を食べます(笑)。時間に余裕を持って、動画とかを見ながらゆっくり食べている時間が大好き。体力をつけなきゃって思うし、昔はおにぎり1個とかで済ませていたからその反動なのかもしれません(笑)。

(ザテレビジョン・取材・文=月山武桜)

最終更新:7/24(水) 7:00
ザテレビジョン

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