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レアル・マドリード、バルセロナから弱小クラブまで。Jリーガーの海外移籍が増えた理由

7/24(水) 6:40配信

週プレNEWS

シーズンオフの欧州サッカー界で、日本人選手の移籍が相次いでいる。

この夏一番のビッグニュースは、元FC東京の久保建英のレアル・マドリード行きだ。バルセロナの下部組織で3年半ほど育成された久保は、今年6月4日に18歳の誕生日を迎え、晴れて欧州に再挑戦できることに(18歳未満の選手の国外移籍を禁止するFIFAの移籍条項がある。久保はこれにより2015年に帰国)。そこで選択した新天地が、なんと、バルセロナの"永遠の宿敵"レアルだったのである。

チャンピオンズリーグで13度の優勝を誇る世界随一のビッグクラブは、極東からこの左利きの新鋭を迎えるために、ライバルをはるかに上回る高待遇を提示。年俸は100万ユーロとも200万ユーロともいわれ、パフォーマンス次第で時期を設けずにファーストチームに昇格できる条項も盛り込んだ、と現地スペイン紙は報じている。

まずはBチームに所属することになるが、そこの指揮官はクラブのレジェンドであるラウール・ゴンサレスだ。ファーストチームのジネディーヌ・ジダン監督と同様に、技術を重視する指導者の下で、久保がどれほどの成長を見せるのか。カナダで行なわれた合宿では、新戦力のエデン・アザールらと共にトレーニングに励んでおり、期待は増すばかりだ。

多くの地元メディアから「(久保を取り逃がす)大失敗」と批判されたバルセロナはその後、鹿島アントラーズの20歳のアタッカー、安部裕葵(ひろき)を新たな標的に。鹿島は推定110万ユーロの移籍金で契約に応じた。

7月14日にスペインに発つ前、安部は鹿島の公式サイトを通じて、「すべてのアントラーズファミリーと勝利のために戦えたことは、自分の誇りであり、財産です。今回、シーズン途中でチームを離れることは難しい決断でしたが、FCバルセロナで新たな挑戦をしたいと強く思い、移籍を決めました」と心境を明かしている。

ふたりの攻撃的な逸材がスペインの二大クラブに移籍した一方、守備の俊才は着実にステップアップを果たしている。20歳の日本代表CB冨安健洋が、1年を過ごしたベルギーのシント=トロイデンを離れ、イタリアのボローニャへ完全移籍。契約は5年間で、移籍金はボーナスを含めた総額で推定1000万ユーロともいわれている。

昨季のセリエAを10位で終えたボローニャに加入する冨安は、現在のセリエAで唯一の日本人選手に。20歳にして日本代表15キャップを誇る才能豊かなCBが、守備の国で研鑽(けんさん)を積んでいく。

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最終更新:7/24(水) 6:40
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