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宇野昌磨、前例にない「コーチ不在」に陥った本当の理由

7/25(木) 21:00配信

週刊女性PRIME

単身ロシアへ

 勝利のため、新たな武器にしようと考えているのが、誰も成しえていない“5回転ジャンプ”。フィギュアスケート解説者の佐野稔氏は、不可能なことではないと語る。

「技術的な可能性を考えてみても、5回転はまったくの夢物語ではないと思います。その前に4回転半があると思いますが、5回転が飛べれば、世界でトップになれることは間違いありません」

 新たな挑戦のため、自らの可能性を探るために、6月には単身でロシアに渡った。

「メドベージェワ選手やザギトワ選手ら女王を育てた“名伯楽”エテリ・トゥトベリーゼコーチ主催の夏合宿に参加しました。彼女は指導が厳しいことで有名。古巣を飛び出してでも、自分の実力を上げていきたいという執念が感じられました」(前出・スポーツ紙記者)

 エテリ氏は、それぞれの選手の個性を引き立たせる指導法に特徴がある。

「彼女が育てたザギトワ選手は、総合的なバランスがとれた選手だったので、すべての平均値を上げていくような指導でした。メドベージェワ選手の場合はまったく別の方法で、彼女の表現力の高さを伸ばすことに力を入れていた印象でしたね」(佐野氏)

 宇野は拠点を海外に移すことを視野に入れて海外合宿を行い、国内外で新たなコーチを探していたという。現地メディアは、エテリ氏が最有力候補だと伝えていたが……。

「双方のやりとりで行き違いがあり、契約に至らなかったようです。宇野選手は報道陣に対して“あくまで夏合宿だけが目的だった”と話していましたが、実はエテリ氏の合宿に参加する際、彼女を今後のコーチにつけるつもりで準備を進めていました。しかし、エテリ氏は“一時的に見るだけ”という認識でいたため、最終的な契約時に宇野選手サイドの細かい条件をのむことができなかったようです」(スケート連盟関係者)

 契約NGとわかったときは、すでに山田氏と樋口氏からの卒業を発表していた宇野。エテリ氏との重大な“行き違い”によって、彼は突如、居場所を失ってしまったのだ。

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最終更新:7/25(木) 22:57
週刊女性PRIME

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