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資産1億円超え 「億リーマン」の投資スタイルはコレ

7/26(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

日経マネーが毎年実施している「個人投資家調査」。13回目となる2019年は1万2630人が回答し、約3%に当たる376人が投資家の憧れ「資産1億円超え」を果たした(居住目的の不動産価格は除く)。彼らはどんな人物で、どのように運用しているのか。

■9割以上が男性、50代・60代が最多

億超え投資家は9割以上が男性。年齢は50代・60代が最も多く、約6割を占める。20代・30代の若者層は約7%にとどまった。

職業は無職(リタイア)が約27%で最も多いが、会社員も約25%と肉薄する。忙しい会社員でも、運用方法や時間の使い方を工夫すれば、億超えも十分可能なわけだ。年収を見ると、700万~800万円が最も多く(9.3%)、1000万円以上は約36%。やはり、高収入の方が億超えに近づくようだ。

運用の腕前は優秀。過去3年間のリスク資産の運用成績が2勝以上だった人が約84%と大半を占めた(年間勝率がプラスなら勝ち)。投資スタイルは、高配当&優待狙いや大型優良株が上位で、じっくり腰を落ち着けた運用が多い。

億超え投資家には会社員の「億リーマン」、70代以上の「億シニア」、女性の「億マダム」、そして資産5億円以上の「5億円倶楽部」などがいる。以下、ある「億リーマン」の資産のつくり方を紹介する。

■リーマン・ショック、信用・FX取引に壊滅的な打撃

やっほーさん(ハンドルネーム)は、どん底からの復活劇で2億円の資産を築いた億リーマンである。

高校を卒業してすぐ、お年玉を貯めた30万円を元手に株式投資を始めた。「店頭銘柄の売買から始め、すぐに信用取引、FX(外国為替証拠金)取引と、値動きの激しい取引に手を広げていきました」(やっほーさん)。不動産株バブルに乗り、2007年には資産が4200万円まで増えた。

しかし、リーマン・ショックが直撃。信用取引とFX取引が壊滅的な打撃を受けた。「底だと思ったところからまだ下がる。入金しても、毎日数十万円資産が減っていく。メンタルが崩壊しました」(やっほーさん)。最終的に資産は半減。FX口座はマイナス状態になり、追い証の返済を迫られた。

「手元に残った現物株を処分してFXの借金を清算し、投資をやめることも考えました。でも、自分にとって投資は生きがい。どうしても続けたかった」(やっほーさん)。結局、両親に頼み込んで借金し、FXの追い証を返済。「妻には『二度と信用取引はやらない』と誓いを立てて、投資を続けることができました」(やっほーさん)

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最終更新:7/26(金) 12:15
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