また、ここ数年、外国人向けの表記については変化が起こっています。最近の訪日外国人旅行客の増加にともなって、外国人にもわかりやすいように新しく地図記号が作られたことをご存知の方は多いと思いますが、それに加えて、富士山はFujisan からMount FujiあるいはMt. Fuji、隅田川はSumidagawaからSumida Riverなど、これまでローマ字で表示してきた地名を、ローマ字と英語を組みわせて表記して、英語風にすることも多くなっています。これについては国交省の国土地理院が「地名の英語表記のルール」として発表していますので、より詳しくお知りになりたい方は、国土地理院のホームページをご覧になってみてください。来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、これまでのローマ字だけの表記から、こうしたローマ字と英語を合わせたハイブリッド表記が増えていく模様です。
日本人にとってむずかしい、英語とローマ字の使い分け。このテーマについては次回以降、さらに考えていきたいと思います。
文・晏生莉衣(あんじょうまりい)
東京生まれ。コロンビア大学博士課程修了。教育学博士。二十年以上にわたり、海外で研究調査や国際協力活動に従事後、現在は日本人の国際コンピテンシー向上に関するアドバイザリーや平和構築・紛争解決の研究を行っている。
最終更新:7/30(火) 7:20
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