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船舶の世界にもハイブリッド化の波──エンジンとバッテリーが融合し、海運の新たな時代がやってくる

7/29(月) 12:33配信

WIRED.jp

負荷変動に対抗し、環境負荷を減らす

エンジンに過大な負荷がかからず安定動作できるということは、つまり点検の回数削減や排出ガスの低減、燃費の安定化を実現できることを意味する。バルチラのティレリは運航コストを約25パーセント削減できると試算するが、船の種類にもよるという。そしてバルチラは現状に甘んじることなく、その先を目指している。

「従来のディーゼルエンジンは、動力のソリューションにおける中核を担ってきました」と、ティレリは言う。「しかしいまでは選択肢のひとつに過ぎません。ディーゼルエンジンの比率を減らし、太陽エネルギーなどほかのエネルギー源を増やそうとしています」

バルチラは、こうした“未来”の実現がいつになるのか、明言は避けている。だがバルバッザによると、最終的には再生可能エネルギーだけを動力にすることを目指しているという。実現すれば、海運業界における新たな歴史の始まりになることだろう。

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最終更新:7/29(月) 12:33
WIRED.jp

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