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過労死からの「電通働き方改革」〈高橋まつりさんの訃報を聞いて愕然としました〉/小栁肇×瀬谷貴子――文藝春秋特選記事【全文公開】

7/30(火) 6:00配信 有料

文春オンライン

 昨年6月に「働き方改革法」が成立し、今年4月から順次施行されている。法案成立に先立ち、安倍首相が「二度と繰り返さない」と言及したのが、広告代理店・電通の新人女性社員、高橋まつりさん(享年24)が2015年12月に自ら命を絶った事件だった。

 翌年9月には三田労働基準監督署によって過労死と認定。同社は以前にも違法な長時間労働等について労基署から是正勧告を受けていた経緯があり、厚労省は法人としての電通と各支社の幹部などを労基法違反容疑で書類送検した。

 社会的な非難を受けるなか、電通は全社的な改革に着手。17年7月に「労働環境改革基本計画」を策定し、約250の施策を行った結果、目標の2年間で社員一人あたりの法定外労働時間(月平均)を26.9時間から9.8時間にまで短縮したと発表した。

 一連の改革のなかで、特に産業界から注目を集めているのが、「RPA」(Robotic Process Automation=ロボットによる業務自動化)の成果だ。元電通ビジネスプロセスマネジメント局専任局長で、現在、業務改善コンサルタントの小栁肇氏は、電通でRPAの推進を担当した責任者である。 本文:7,544文字 写真:4枚

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小栁 肇,瀬谷 貴子/文藝春秋 2019年8月号

最終更新:8/25(日) 21:59
文春オンライン

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