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トランプ大統領、批判されると「人種差別者だ」と叫ぶお決まり戦略

7/31(水) 17:15配信

Rolling Stone Japan

最近のトランプ大統領は、多くの人を「人種差別者」と呼んできた。そう呼ばれた人々を見てみるとほとんどが有色人種である。これは偶然とは言えないだろう。自分を批判する有色人種を人種差別者と呼び続けるトランプ、そのお決まりパターンとは?

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イライジャ・カミングス下院議員を「人種差別者」と呼んだ翌日の月曜日、トランプ大統領はアル・シャープトンを「白人嫌い」と投稿。ここには一定のパターンがある。

トランプの最新ターゲットは活動家のアル・シャープトン牧師だ。7月29日、シャープトンはボルチモアにいた。これは、下院監視委員会会長イライジャ・カミングス下院議員(民主党、メリーランド州)の選挙区は「ネズミとげっ歯動物がはびこって」いて「人間は絶対に住みたくない」場所と、トランプがツイートしたあとのことである。

月曜日の一連のツイートの中で、トランプはシャープトンが「詐欺師」で「白人と警察官を憎んでいる」と投稿した。

<トランプのリツイート> 2019年7月29日午後7時30分
アルは25年前から知っている。彼とドン・キングとともに戦いに行ったし、いつも仲が良かった。彼は「トランプを愛していた!」。私に頼み事をすることも多々あった。アルは詐欺師で、トラブルメーカーで、常に成功を求める。自分の好き勝手にやっている。コムキャストとNBCを恫喝したに違いない。彼は白人と警官を憎んでいる!

<アル・シャープトン牧師のオリジナルツイート>
アトランタからDCに到着。バルチモアに移動。大忙しだが止まってはいられない。

シャープトンが「白人を憎む」とわめくトランプの投稿は、自分を人種差別者と非難した相手が正気ではないと世間に思い込ませる、トランプ特有のパターンの好例だ。このパターンはこんな順番で進む。まずトランプが人種差別弾を撃ち込む。次に、彼に好意的な保守系メディアと議会の太鼓持ちたちがこの攻撃をバックアップして、トランプの攻撃は人種差別ではないと主張する。最後に、トランプが攻撃している有色人種こそが本物の人種差別者だと宣言する。

シャープトンに対しては最後の手順を省いたが、有色の女性下院議員たちの反発への攻撃的な言動や、先週末のカミングス下院議員への攻撃姿勢と、反論や反発を封じ込めるトランプの手法はほぼ同一と言える。

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最終更新:7/31(水) 17:15
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