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藤木直人『若干プレッシャーも(笑)』太宰治の遺作「グッド・バイ」“その先の物語”を描く

7/31(水) 22:05配信

ザテレビジョン

「KERA CROSS」シリーズの第2弾公演「グッドバイ」が、2020年1月~2月に上演されることが決定。演出は生瀬勝久が務め、藤木直人、ソニン、そして生瀬らが出演する。

【写真を見る】藤木直人は、雑誌編集者ながら、裏では闇商売で儲け10人もの愛人を抱える不埒な男役!

■ 超スピードでロマンチックな“恋愛狂騒劇”

「KERA CROSS」は、演劇界をけん引する劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)による過去の名作戯曲を、才気あふれる演出家たちが新たに創り上げるシリーズ。

鈴木裕美演出、鈴木杏ら出演による第1弾「フローズン・ビーチ」が、7月25日から上演されている。

そんな中、早くも第2弾が発表に。舞台「グッドバイ」は、太宰治が新聞連載を予定し13回分まで書きながらも、入水自殺を受けて絶筆となった未完の遺作小説をベースに、KERAが全く新たなドラマを紡ぎ出した、KERA初のラブコメ作品。

原作では描かれなかった“その先の物語”を、太宰からバトンを継いだKERAが見事に描き切った、超スピードでロマンチックな“恋愛狂騒劇(スクリューボール・コメディー)”となっており、演出は文士の連行役としても出演する生瀬が担当する。

2015年にはKERAの演出で上演され、第23回読売演劇大賞で最優秀作品賞、優秀演出家賞(KERA)、最優秀女優賞(小池栄子)、さらに平成27年度芸術選奨 文部科学大臣賞(KERA)も受賞するなど、ファンの記憶、そして演劇史に残る傑作となった。

藤木演じる主人公・田島周二は、妻子を田舎に残して東京で暮らす雑誌編集者だが、その体裁の裏では闇商売で儲け、10人もの愛人を抱える不埒な男。

しかし、そんな田島もいつしか妻子を東京に呼び寄せ、女たちと別れようと思い始めていた。そんな折、ソニン演じる怪力で大食いの美女・永井キヌ子と出会ったことで、珍騒動が展開することになってしまう…。

なお今回、「KERA CROSS」第5弾までの演出家ラインアップも発表された。

第3弾は「作:KERA×演出:河原雅彦」、第4弾は「作:KERA×演出:三浦直之(ロロ)、第5弾は「作:KERA×演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ」となる。

■ 藤木直人 コメント

初演を客席で見ていました。観客の皆さんが異様なくらい笑っていたのが印象的で、僕も人一倍笑っていました。その作品に出演できるなんて光栄ですし、ハードルが高いなぁと、若干プレッシャーでもあります(笑)。

大先輩生瀬さんに導いていただいて、さらにはドラマ「高校教師」(2003年、TBS系)以来の共演となるソニンさんと、新しい「グッドバイ」を作り上げたいと思います。

■ ソニン コメント

名作「グッドバイ」にキヌ子役で出演できること、役者デビューの作品で共演して以来の藤木直人さんとの再共演、「KERA CROSS」で生瀬勝久さんの演出の元で芝居できること、全てが贅沢で憧憬の塊のような機会に、今から夢見心地です。

3年ぶりのストレート芝居で大変興奮しております。新しい形でのこの作品の魅力をお届けできるよう、精一杯皆さまと作っていきたいです。

■ 生瀬勝久 コメント

2015年、初演の「グッドバイ」を見た後、KERAさんと小池栄子さん、緒川たまきさんと食事をし、「本年度、僕が見た作品の中で、ダントツ1番である」と、口角泡を飛ばして熱弁したことを、懐かしく思い出します。

その作品を、まさか5年後に自分が演出できるとは…。こんな機会を与えていただき感謝、感謝。ちなみに、私の平均年間演劇観賞本数は3本から5本です。(ザテレビジョン)

最終更新:7/31(水) 22:05
ザテレビジョン

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