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〈サニブラウン、桐生祥秀〉100m9秒台のその先へ/宝田将志――文藝春秋特選記事【全文公開】

7/31(水) 6:00配信 有料

文春オンライン

 三島弥彦というスプリンターがいた。1912年ストックホルム五輪に、金栗四三と共に日本人として初出場を果たした伝説的な選手だ。

 NHKで放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第11話で、生田斗真演じる三島は同五輪陸上男子100m、200m、400mの短距離3種目で奮闘するも、結果は屈強な海外勢の前に惨敗。そして、こんな台詞を残す。

「日本人に短距離は無理です。100年掛かっても、無理です」

 それから107年が経った。今、日本短距離陣は2020年東京五輪の100m決勝を複数人が狙えるまでに成長している。

 6月28日の日本選手権100mを制し、9秒97の日本記録を持つサニブラウン・アブデルハキーム(米フロリダ大)。日本人で初めて「10秒の壁」を突破した桐生祥秀(日本生命)。10秒00を2度マークしている山縣亮太(セイコー)。そして、自己記録を10秒04と伸ばしてきた成長株の小池祐貴(住友電工)――。彼らは9秒台と、その先に何を見ているのか。 本文:7,185文字 写真:4枚

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宝田 将志/文藝春秋 2019年8月号

最終更新:8/25(日) 21:59
文春オンライン

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