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「餃子を待つ満島ひかり」に共感 一番搾りCM好感度

8/1(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

CM総合研究所が発表する6月度の銘柄別CM好感度ランキングで、キリンビールの「キリン一番搾り生ビール」(以下、一番搾り)が7位にランクインした。堤真一、満島ひかり、鈴木亮平、石田ゆり子がそれぞれ出演する新CMに加え、新たに濱田岳と足立梨花が1人ずつ登場するCMを放送。約1年ぶりにトップ10入りした。
キリンビールは今年で発売30年目を迎える「一番搾り」をフルリニューアル。2017年に次ぐ今回のリニューアルでは、麦本来のうま味が感じられる、調和のとれた雑味のない味わいをさらに進化させたという。
そのキャンペーンにあわせて、6月度は一番搾りのCMが12作品流れた。そのうち6作品で、各人がビールの楽しみを歌うCMソングをBGMに商品を味わう姿を描いた。キリンビールマーケティング部ビール類カテゴリー戦略担当の濱崎智行氏は、6人のタレントを選んだ理由を「幅広い世代の方に一番搾りのおいしさを伝えるために、各世代を代表するタレントの方々を起用させていただきました」と言う。
作品別に好感度を見ると、トップは「満島ひかり 餃子とビール編」。続いて「濱田岳 うなぎ編」「堤真一 バーベキュー編」「鈴木亮平 直帰編」「石田ゆり子 お土産編」「足立梨花 ホルモン編」という順番。
最も好感度が高かった「餃子とビール編」は、餃子の店にいる満島ひかりが、先に来たビールを目の前に、「餃子とビールは一緒じゃなきゃダメ」と餃子が来るのを待って耐えているが、我慢しきれずに「餃子よ、ごめんよ、やっぱりフライング」とビールを飲んで、おいしそうに笑みを浮かべる。
CM総合研究所の関根心太郎代表は、この作品が一番人気の理由をこう分析。「餃子とビールの組み合わせが消費者の心をとらえる鉄板なのに加えて、満島さんのビールを飲むのを待ちきれない気持ちが、広く共感を呼んだようです。ビールを飲むときの幸せ感を『やっぱりフライング』という一言で表現したのもうまいと思いました」
銘柄別でのCMの主な支持層は30代以上。調査に答えたモニターの感想は「おいしそう」「飲みたくなった」という声が圧倒的。CM好感要因は「商品にひかれた」が好評価を得た。一番搾りのCMがトップ10入りするのは、18年5月度の8位以来、約1年ぶりだ。
キリンビールによると、売れ行きも好調。「フルリニューアル後の缶の売り上げが、過去3回のフルリニューアル時を上回る歴代売上ナンバーワンを記録(フルリニューアル後50日間の販売実績)。購入者数伸長率も前年比(5月を比較)で2割超を達成しました。デジタル施策を強化したこともあり、20代の購入者数が約4割伸び、販売全体の底上げにつながっています」(濱崎氏)と言う。

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最終更新:8/1(木) 12:15
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