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西ゆり子流 できる女の仕事服、全身のバランスを計算

8/4(日) 10:12配信

NIKKEI STYLE

ファッションの指南役として欠かせないスタイリスト。でも実は活躍する場所によって、仕事の中身が変わる。雑誌なら正面からのカットが多い。テレビドラマは360度、どこからも見られることが前提になる。トレンドも欠かせない。
流行を取り入れ、役の人間性を表現し、どこから、誰が見ても印象的なヒロインに。それができるドラマスタイリストが、西ゆり子さんだ。これまで手掛けた番組は200本以上、今も第一線で活躍する彼女に、私たちもアドバイスをもらおう。ドラマのヒロインのように、仕事服をかっこよく着こなす知恵を。

■衣装で役の人間性を表現

取材時、西さんは2019年10月に放送予定の金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」(テレビ朝日系)の衣装を担当していた。人気刑事ドラマの12年ぶりの放映。主人公の霧山修一朗を演じるオダギリジョーさんに、時効捜査の「助手」三日月しずか役の麻生久美子さん。全出演者のファッションを生み出した。


普段は制服姿の出演者、私服にはアイデアが詰まっている。麻生さんなら「結婚、離婚を経験している役なので、前回の放送よりも『大人っぽさ』を出したいと思った」。具体的には「米デザイナーのトム・ブラウンが手掛ける服のような、コンサバティブの中にも現代的な要素が入っているスタイリングをしてみた」そうだ。トム・ブラウン氏は米老舗ブランド、ブルックスブラザーズの高級ラインのデザインを担当するなど、アメリカン・トラディショナルを得意とするデザイナーとして知られる。

人気ドラマ「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ系、19年1月スタート)では、家を売って売って売りまくる「天才的不動産屋」という設定の北川景子さんをスタイリングした。こちらも第2シリーズだが、手掛けたのは今作から。前作の流れを引き継ぎながら北川さん演じる主人公、三軒家万智の「強さ」をより強調。「タイトスカートさえも優しい印象になるので却下した」と振り返る。

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最終更新:8/4(日) 12:15
NIKKEI STYLE

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