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高島咲季が女子400m連覇 日本選手権はラスト5mでV逸、「いつも通り」で悪夢に別れ

8/4(日) 21:00配信

THE ANSWER

追われる立場も関係なし、「狙う」より「負けられない」気持ちでV2

 全国高校総体(インターハイ)は4日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで陸上が開幕し、女子400メートル決勝は日本選手権2位に入った高島咲季(3年=相洋)が53秒44秒で連覇を達成した。

 高校生相手に負けるわけにいかない。高島が思いを体現する走りで圧勝だ。持ち前の後半に強さを発揮し、最後の直線は一人旅。2位に0秒97の差をつけた。大会記録には0秒14届かなかったが、堂々の連覇達成。「前半の時点で後半もいける感覚があった。普段通りに走れたのが良かった」と貫禄たっぷりに振り返った。

 追われる立場となっても関係なかった。「緊張はなかったけど、プレッシャーはどこかで感じていたのかな」と本人は言うものの、走りも結果も堂々たるもの。「今年は優勝を狙うというより、負けられないという気持ち。とにかく一番でゴールしたかった」と胸をなでおろした。

 あの悔しさを忘れない。6月の日本選手権。並みいる年上たちを従えて直線に入り、優勝を予感させたゴール5メートルで失速。2位になった。「前半からいって最後は足が左右ばらばらになってしまった」。懸命に背中を反って立て直そうとしたが、まさかの大逆転を許してしまった。

日本選手権の悔しさから得た学び、「いつも通り」で連覇に結実

「後半で抜かれたことが悔しい。今まで後半で負けたことがなかったので」という。心の中では忘れようとしても「ずっとどこかで引きずっていたんだろうなと思う」が本音だろう。でも、身をもって得た学びがあるから、今回は「前半から出し過ぎずにいつも通り」を貫き、冷静に連覇という結果に結び付けた。

 将来は世界の舞台も視野に入る3年生。派遣標準記録切りについては「先を考えすぎると欲が体についてくる。自然体でやりたい」と謙虚に語った。しかし、400メートルの魅力を「駆け引きだったり、抜いたり抜かれたり、ハラハラドキドキな感じ」と語った高島が日の丸を背負う日は、そう遠くないかもしれない。

◇インターハイの陸上は4日から8日まで熱戦が繰り広げられる。全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。

THE ANSWER編集部

最終更新:8/14(水) 11:25
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