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村全体が一つのホテル 分散型古民家ホテルが山梨に

8/5(月) 12:08配信

オーヴォ

 イタリアには、「アルベルゴ・ディフーゾ」(分散型宿)という伝統集落再生の試みが定着している。あちこちにある伝統的な家屋を宿の部屋に、レストランやカフェをダイニングに、地元名士の画家の家がギャラリーに…。そんな地方創生の方法が日本でも始まっている。山梨県小菅村で8月17日、古民家ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」がオープンする。手がけたのは、古民家再生による地方再生を目指すEDGE(山梨県北都留郡小菅村)。

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 多摩川源流に位置する小菅村は、面積の95%が森林と豊かな自然に囲まれた人口約700人の小さな村。人口はピーク時の3分の1で、深刻な過疎高齢化に直面している。そこで、美しい自然と村の文化を後世に残そうと、「700人の村が一つのホテルに。」をコンセプトに、地域全体を一つの宿に見立てる分散型古民家ホテルを作った。

 まず築150年超の地元名士の邸宅「細川邸」を改修して、客室4室と22席のレストランを開業。来年5月には、新たに古民家2棟を改修し客室2室が加わる。村の中に70~100棟ある空き家の中から、家主の合意が得られたもの、特徴的で立地が良いものを順次客室に改修して開業していく予定だ。地域の魅力を生かしつつ、地元の空気を丸ごと堪能できるこんな“宿”が増えていくのは楽しみだ。

最終更新:8/5(月) 12:08
オーヴォ

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