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米フードデリバリー1位のDoorDash、437億円で「キャビア」を買収

8/5(月) 16:30配信

Forbes JAPAN

米国のフードデリバリー大手「ドアダッシュ(DoorDash)」が8月1日、4億1000万ドル(約437億円)で競合のキャビア(Caviar)を買収すると宣言した。キャビアは決済企業、スクエア傘下の企業だ。

フードデリバリー業界では統合化が進んでいる。2018年にソフトバンク主導の資金調達ラウンドで、5億3500万ドル(約560億円)を調達したドアダッシュは今後、グラブハブ(GrubHub)やウーバーイーツ、Postmatesなどとの戦いを激化させていく見通しだ。

ツイッターのジャック・ドーシーCEOが創業したスクエアは、2014年に9000万ドルで、キャビアを買収していた。キャビアを率いるGokul Rajaramは今後、従業員を引き連れてドアダッシュのチームに加わることになる。今回の報道を受けてスクエアの株価は時間外取引で5%以上下落した。

ドアダッシュCEOのトニー・シュー(Tony Xu)はフォーブスの過去の取材で、「当社は常に業界のリーダーになることを目指してきた。レストランのデリバリーから生鮮食品の宅配にも進出し、その地位に近づいている」と述べていた。

シューは今回のキャビアの買収にあたり声明で「我々はキャビアのブランドの独自性に、以前から着目していた」と述べた。「今回の買収により、ドアダッシュの顧客の選択肢をさらに拡大させる」

ドアダッシュは競争が高まるフードデリバリー市場で、強固な地位を築きつつある。調査企業Second Measureによると、ドアダッシュは米国において市場シェア1位の34%を獲得している。2位はグラブハブで33%、3位がウーバーイーツで17%。4位がPostmatesで11%だ。

米国のフードデリバリー業界ではここ最近、顧客が支払ったチップの取り扱いについての議論が起きていた。ドアダッシュは当初、配達員が多額のチップを受け取っても報酬に反映させない方式をとっていたが、批判を浴びた結果、そのポリシーを改めていた。

Rachel Sandler

最終更新:8/5(月) 16:30
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