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ブラック校則を変えるには、ネットで騒げばいい/ひろゆき

8/5(月) 16:52配信

週刊SPA!

“面倒くさいから”という理由ではびこるブラック校則の論破法

 学校には校則がありますが、僕は校則というものを意識したことがありません。というのも、出身の中学は荒れている学校としてわりと名を馳せていて、教室の後ろのほうにタバコの吸い殻が落ちていたり、先生が先輩に殴られて失明したり、一日に13枚窓ガラスが割れたりと、いろいろ起きる学校だったのですね。ちなみに13枚目の窓ガラスを割ったのは、僕と友達だったりするのですが、そんな状態なので中学時代は、校則はあったのかもしれないけど、気にすることが一度もありませんでした。

 高校も校則がないと有名な都立北園高校で、制服もなかったので、授業が終わるとそのまま居酒屋に行けたり、私服だからタバコを吸っていてもなんも言われないとか、そういう学校でした。

 という感じで、校則の多い学校生活を体験したことがない身分で語るのはおこがましいのですが、世の中の学校には校則が多くあるようでして。なかには「授業中のトイレは男子1分、女子3分で戻らないと欠席扱い」とかちょっとおかしなものもあるようです。

 そういうおかしな校則を守るか守らないかは、校則を守るべき理由と守らなくてもいい理由を天秤にかけて、きちんと客観的に説明できるかどうかが重要になってきたりしますよね。

 ただ、学校によってはおかしな校則でも守らないと面倒なことになるので、そういうときは、校則を変えていく動きをすればいいんじゃないかと思ったりしています。

 校則以外の法律とかでも、なんだかわからないルールが残ってたりするものですよね。例えば、道路で立ち止まるのは厳密には違法だったりしますし、ベルのついてない自転車に乗るのも違法ですね。

ルールを変えることができる仕組みは必要

 そんな明らかにおかしなルールが存在するのは、校則の場合だと「守らせることに意義が見いだされてる」「反抗しない従順な子どもを育てようとしている」とか言われています。

 でも、実際はそこまで深く考えていなくて、ただ単に変えるのが面倒くさいからという理由だけだと思うのですよ。

 だから、「くせ毛はパーマとみなされストレートパーマを強要」という無意味な校則を守らせようとする理由も、生徒がくせ毛かパーマか確認するのも面倒くさいし、校則を変えるのも面倒くさいと感じているような気がしてしまうのですね。

 学校や会社などの組織はそれぞれ状況が違うし、各組織に合ったルールがあります。そんなルールがあることは良いのですが、そのルールが組織に合わない時、ルールを変えることができる仕組みは必要ですよね。

 世の中にはよくわからないルールがあって、それを直していくことは、国会に限らず社会ではよくあることです。だから、例えば、生徒が生徒総会なりで議案を出して、議論をして校則を変えることができるのなら、おかしな校則をいくら作ってもいいと思うのですよ。

 ただ、そう簡単に変えることは難しいので、明らかにひどい校則があるのに変更不可能な場合は、ネットで騒いだり、メディアに垂れ込んだりするといいんですよね。ブラック校則が話題になったのも、世田谷区の議会で議論されたことがきっかけですし。そうやって話題になると、教育委員会から校長先生に事実確認の連絡が行ったりして、校長先生にプレッシャーを与えたりできるらしいですから。

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

日刊SPA!

最終更新:8/5(月) 16:52
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