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ソニー、海洋プラごみ対策でグローバルな行動計画

8/7(水) 10:31配信

オルタナ

ソニーはこのほど、海洋プラスチック汚染問題の解決にグループ全体で取り組む行動計画「One Blue Ocean Project」を始めたと発表した。製品や包装のプラ使用量削減の推進、事業所でのペットボトルやストローなど使い捨てプラ製品の使用中止、河川や海岸での清掃活動拡大を盛り込んだ。同社が目標に掲げる2050年までの「環境負荷ゼロ」実現に向けて、海洋プラゴミ問題でグローバルに取り組みを加速し、持続可能な事業活動の推進に結びつける考えだ。(オルタナ編集部=堀理雄)

製品や包装におけるプラ削減については、2020年までに製品1台当たりのバージン(新品)プラスチック使用量を2013年度比で10%削減し、生産活動に伴う廃棄物発生量を2015年度比で5%削減するといった環境中期目標に向けた取り組みを加速させる。

事業所でのプラ使用については、2020年までに会議室や応接室でのペットボトルなど使い捨てプラを廃止する。社内売店やカフェなどでは、レジ袋の提供を原則中止し、フォークやカップなど使い捨てプラの使用削減、中止を順次進める。

世界各地の河川や海岸、地域での清掃活動について、これまでも各事業所で個別に行ってきたが、それを他事業所にも拡大する。実施に合わせ海洋プラごみ問題の啓発を進め、グループ全体でのごみ回収量を公表する予定だ。

同社の従業員はグループ全体で11万4000人ほどであり、その半数以上が海外の事業所に勤務する。世界的な社会課題として関心の高まる海洋プラごみ問題に対し、グループ全体での取り組みを加速させることがプロジェクトの狙いだ。

ソニー広報部の安達里紗氏は「今回のプロジェクトは事業活動を通して経済価値とともに社会価値を追求し、より良い地球環境に貢献していくという経営方針に沿ったもの。長期的に企業価値を高め、サステナブルな事業運営に結び付けていきたい」と話した。

同社は2010年、2050年までに環境負荷ゼロを達成する長期ビジョン「Road to Zero」を策定。気候変動、資源循環、化学物質管理、生物多様性の4つの視点から環境負荷をゼロにするロードマップを描いている。

最終更新:8/7(水) 11:37
オルタナ

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