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【行列のできる道の駅】ラーメンもコロッケも、ブラック?ホワイト?

8/8(木) 11:37配信

旅行読売

万葉の里 高岡(富山県)

 道の駅「万葉の里 高岡」の特産品店では、高岡市ゆかりの万葉集の代表的歌人・大伴家持(やかもち)にちなんだキャラクター「家持くん」の缶バッジやクリアファイルが販売されていた。道の駅のスタンプにも、笑顔の「家持くん」がいる。
 缶バッジやクリアファイルには、今年4月1日に発表され、5月1日に施行された元号「令和」の字がある。「令和」の由来は、やはり万葉歌人で家持の父・旅人(たびと)が730年、九州・大宰府の長官時代に開いた「梅花の宴」の際に書いた文章。「梅花の宴」の20年後、現在の富山県高岡市伏木に越中国守として赴任していた家持は、旅人が開いた「梅花の宴」に憧れ、追体験した喜びの歌を詠んでいる。

 特産品店では、海産物や「富山ブラックラーメン」などのカラーラーメンも目に付く。戦後、重労働後の塩分補給などのために、富山市内で考え出されたのが、しょうゆを濃くしたスープの「富山ブラック」。その人気を見て、高岡の「グリーン」や「レッド」など、県内各地で様々なカラーラーメンが登場した。フードコートでは現在8色のラーメンを食べることができる。この道の駅自慢のご当地グルメは、「高岡ブラック」にヒントを得たチャーシューベースの「ブラックコロッケ」と、とろろ昆布入りの「ホワイトコロッケ」。コロッケ売り場には行列ができることもしばしば。
 「万葉の里 高岡」は、レンタカー会社が集中する新高岡駅からも近い。「家持ゆかりの地が多い能登半島方面につながる能越道には、約1キロ走れば、高岡ICから入ることができます」と、地の利をアピールするのは駅長補佐の布村雅之さん。この夏休みに、高岡市伏木にある高岡市万葉歴史館や、万葉集ゆかりの景勝地・雨晴(あまはらし)海岸などを、この道の駅を起点にドライブするのも楽しそうだ。
 この万葉集をこよなく愛する地では、10月4日から6日まで「高岡万葉まつり」が開かれる。圧巻は、高岡古城公園で三昼夜を徹して行う万葉集の朗唱。初日の4日には、市内で、著名な万葉集研究者や歌人によるトークイベントもある。この機会に、万葉の世界にひたる旅をしてみたい。

文・写真/藤原善晴

万葉の里 高岡
電話/0766・30・0011
住所/高岡市蜂ヶ島131-1
営業/無休【特産品店】9時~21時【フードコート】9時~20時30分
駐車場/【普通車】70台(うち身障者用2台)【大型車】43台
交通/能越道高岡ICから1キロ

●万葉トークイベント
「令和」「万葉」「高岡」をキーワードに、高志の国文学館の中西進館長、高岡市万葉歴史館の坂本信幸館長、歌人の小島ゆかり氏が話す/10月4日18時~/高岡市・高岡商工ビル/要事前申し込み。無料。問高岡市文化創造課 電話 0766・20・1452

最終更新:8/8(木) 11:37
旅行読売

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