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寄り付きに注目するトレード法…「34秒で利益確定」の事例

8/8(木) 7:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

昨今、様々な業界で技術の応用が模索されている人工知能。投資の世界でも、AI技術を活用したサービスが次々と誕生し、関心が高まっています。本連載では、AI技術を用いた株価予測ソフトを開発する株式会社ソーシャルインベストメントの山本弘史代表取締役が、AIによって大きく変わる資産運用の未来について説明していきます。本記事では、寄り付きに注目した「居合抜き1分トレード」の方法を具体的に見ていきます。

「変動率」と「出来高」に注目して2銘柄を抽出

前回(関連記事: 『 個人の株式投資家が、プロと互角に勝負できる時間帯とは?』 )、「居合抜き1分トレード」の大きな流れと、具体的な作業を解説した。この「居合抜き1分トレード」は、「相場は予想できる」という言葉を信じて大損を経験した筆者が生み出したトレード法である。

本連載で何度も繰り返しているが、相場は予想できないのである。相場は予測できるという神話は、個人投資家にそう思わせると都合のいい勢力が、あの手この手で信じさせている、都市伝説のようなものに過ぎない。

「居合抜き1分トレード」は、相場は予測できないという原理原則に立ち、生み出した。相場に最もエネルギーが集中する朝の寄り付きを狙い、寄り付き時のエネルギーが解き放たれる瞬間に発生する「相場の揺らぎ」を利益に替えるものであり、相場予測とはまったく別次元の手法である。

今回、直近の相場で「居合抜き1分トレード」をやった筆者の結果を振り返ってみよう。トレード日は「7月30日(火)」である。最初に「居合抜き1分トレード」の大きな流れを確認しておこう。

1.(前日)「候補銘柄」を選ぶ

2.(当日)「候補銘柄」のなかからどの銘柄でトレードするかを決める

3.(当日)「買い」か「売り」か決める

4.(当日)トレードをする

7月30日のトレードもこのとおりに進めて行く。まず行うのは候補銘柄の抽出だが、これは昨晩のうちに「昨日動いた銘柄」を抽出しておいた。具体的には「変動率」と「出来高」が高い「東証1部」の銘柄となる。

筆者が抽出したのは「野村総合研究所(4307)」と「富士通ゼネラル(6755)」の2銘柄だった。

野村総合研究所の前日出来高は「254万株」であり、過去1ヵ月平均では「100万株」弱だったことから、市場で注目されていることがわかる。また、変動率は「3.2%」と動きも活発であったことから抽出した。

一方の富士通ゼネラルの前日出来高は「84万株」であり、過去1ヵ月平均では「40万株」ほどだったことから、こちらも活況な取引が行われていることがわかる。また、変動率は「2.6%」であったことから抽出した。

双方、「居合抜き1分トレード」の候補銘柄としては、十分の材料が揃っている銘柄である。この候補銘柄の抽出をもって翌日のトレードは準備完了だ。筆者は食事後の空いた時間に30分ほどをかけてこの抽出作業を行うのだが、明日の跳ね上がりを期待しながらの抽出作業なので、否が応でもワクワクしてしまう(前日の抽出作業は、「居合抜き1分トレード」で勝てるかどうかの重要な鍵を握るので、本来ならば真面目に向き合わなくてはならないのだが、この作業にはどうしてもワクワクが伴ってしまう……)。

とはいえ、いつまでもワクワクはしていられない。翌日のトレードに備え、0時前には就寝する。

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最終更新:8/9(金) 10:09
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