ここから本文です

硬派な早稲田ボーイ・押田岳 「仮面ライダージオウ」で羽ばたく

8/9(金) 17:00配信

CREA WEB

 平成仮面ライダーシリーズの20作品目の記念作にして、最終作「仮面ライダージオウ」で、未来からやってきた明光院ゲイツを演じる押田岳(おしだ・がく)。

 最終章となる『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』でも硬派なイメージを醸し出す彼のリアルな素顔に迫る。

大学合格を機に「ジュノンボーイ」に応募

――小2の頃にストリート系のダンスを始められたそうですが、その理由は? 

 母親に勧められたのがきっかけです。じつはその前からサッカーを習っていたんですが、レッスンの送り迎えやビデオ撮影など、母の熱心なサポートもあって、どんどんダンスにのめり込んでいきました。

 小学校の卒業文集では「将来、EXILEさんと一緒に踊りたい」と書いています。それで高校時代から今もダンスを続けています。

――現在、早稲田大学人間科学部在学中とのことですが。

 さすがにダンサーになるのは難しいので、次の夢が見つかるまでは、ある程度、社会のレールに乗っていこうという想いもあって、大学受験をしました。

 僕自身、教師や公務員といった仕事も向いていると思っていましたし。

――その一方で、16年「第29回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞されます。応募された動機は? 

 大学受験というやるべきことが一つ終わって、心機一転、新しいことを始めたいと思ったと同時に、たとえば就職活動をするときに、他人とは違う強みや一芸があった方がいいと思ったからです。

 もちろん、子どもの頃から大河ドラマが好きだったり、映画『永遠の0』に感銘を受けたりもしていて、心のどこかに芸能への憧れもありました。

俳優デビュー後の戸惑いと危機感

――実際にグランプリを受賞されたときの心境は? 

 応援してくださるファンの方が予選を勝ち抜くごとに増えていくことで、「いい報告をしたい」と思い、グランプリを目指す心境に変わっていったんですが、グランプリを獲ったときはビックリしました。

 ただ、予選を勝ち抜いてくうちに、「もしグランプリを獲ったら、芸能界でチャレンジしてみたい」という気持ちにもなっていきました。

――そして、同じジュノンボーイ出身の溝端淳平さんらが所属する事務所エヴァーグリーン・エンタテイメントに入り、17年「ぼくは麻理のなか」で連ドラ初出演を果たします。

 僕は緊張しやすい性格だし、自分に自信があるタイプではないので、その頃は本当に怖いという思いが強くて、どうしていいのか、常に戸惑っていました。

 そのため、現場の片隅で泣くこともありました。今でも、それを打破できたわけではないのですが、「仮面ライダージオウ」の1年間を経たことで、少しだけ変わることができたと思います。

――その後、『一礼して、キス』『サムライせんせい』などの作品で、映画の現場も体験されます。

 ドラマと映画の現場の違いもよく分からず、緊張する中、探り探りやっていたと思います。

 ただ、『サムライせんせい』以降、1年近くオーディションに落ちてばかりで、ほとんど仕事がなかったんです。どこかで危機感を感じていたし、社長から怒られることもあって。

 ただ、「何かを変えなきゃいけない」と思いながらも、それが分からなかったんです。

1/2ページ

最終更新:8/9(金) 17:00
CREA WEB

記事提供社からのご案内(外部サイト)

CREA

文藝春秋

2019年10月号
9月6日発売

特別定価840円(税込)

秋の夜長にきれいになる。

瀬戸康史/明日、どんなメイクする?
私の好きな韓国紹介します! etc

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事