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米国の億万長者が犯した性犯罪の数々─叩けば埃のようにどんどん出てくる…

8/10(土) 15:00配信

クーリエ・ジャポン

億万長者は女子供を食らうモンスター?

今アメリカで、億万長者であり性犯罪者でもある男の悪行が次々と明らかになっている。

米ニュースサイト「デイリービースト」は、先月7月6日に「児童性愛者である億万長者のジェフリー・エプスタインが、2002年から2005年の間に、ニューヨークとフロリダで多数の児童売春をしていた疑いで逮捕された」と報じた。

この報道を皮切りに、現在66歳でヘッドファンドマネジャーであるエプスタインにまつわる様々な疑惑が浮上しているのだ。

そしてこれまで彼に関わってきた人たちにも疑念が向けられるなど、問題が飛び火する事態になっている。

例えばエプスタインと親しかったのは、女性問題にだらしがないことで知られているドナルド・トランプ米大統領やビル・クリントン前大統領だ。トランプにいたっては、エプスタインを「素晴らしい男」と褒め称えていたこともある。

またイスラエルのエフード・バラク元首相も、彼の元を頻繁に訪れるほど親しい関係だったことが取りざたされているし、エリザベス女王の次男、ヨーク公アンドリュー王子も親しかったと報じられているのだ。

法の上を行こうとするも……

そんなエプスタインが今、またニュースを賑わしている。

米TV「NBCニュース」は、「フロリダ州のロン・デサンティス知事は8月6日、エプスタインが2007年に未成年の少女に買春をさせようとした罪により、連邦法で起訴されることを回避しようとした。司法取引していた件を問題視し、その取引について州当局に犯罪捜査を行うよう命じたのである」と報じた。

この司法取引により、エプスタインの処遇は「昼間は外で働いてもいいという条件のもと13カ月間収監されるだけで済み、連邦法で起訴される心配もないものだった」と同紙は指摘する。

この事実が明るみに出ると、あり得ないほど好条件を与えた当時のマイアミ州連邦検事、アレクサンダー・アコスタにも批判は飛び火した。トランプ政権で労働長官を務めていたアコスタは先日、この問題を受けて労働長官をあっさりと辞任している。

2007年に児童売春容疑で捕まったエプスタインのために、お友達の連邦検事が便宜を図った。連邦法なら終身刑になる可能性があった億万長者の児童性愛者を、世に放ったままにしていたのだ。服役後もエプスタインが何度も児童売春を行なっていたと考えると、アコスタの罪は重い。

ともかく、エプスタインの行状はあまりにもひどいものばかりだ。米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、エプスタインは科学者などに多額の寄付をしていた。そして「ニューメキシコ州にある巨大な牧場で女性を妊娠させ、自分のDNAを使って人類を繁殖させたいと望んでいた。エプスタインはこの計画を科学者などに何年にもわたって説いていた」と報じている。彼は、DNAを操作して人類を改良する、という考え方に傾倒していたという。

さらに「一夫一妻では無理」だと語っていたり、自宅では実物大の女性の人形を天井からぶら下げたり、はたまた風呂場には、いつでも遊べるように人工の乳房を置いていたとの事実もわかっている。

米誌「ニューヨーク」によれば、彼がニューヨークに持つ邸宅には16歳から「性奴隷」として同居させられていた女性もいた。またその住まいの金庫からは女性の裸の写真が記録された何千というCDが発見されているという。

米ネットニュース「ヴォックス」は、女の子をどんどん紹介してもらうための「性的なマルチ商法」のようなシステムをエプスタインが作っていたと報じた。少なくとも80人を超える女性が性的暴行を受けおり、13歳や14歳といった子供も含まれていると書く。今後の捜査により、その数はさらに増える可能性があるだろう。

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最終更新:8/11(日) 2:38
クーリエ・ジャポン

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