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「子どもがほしい」裕福なシニア男性たち|ルポ シニア婚活

8/10(土) 6:05配信

幻冬舎plus

篠藤ゆり (ライター)

還暦を過ぎてなお、人生最高の伴侶を求めるシニア層のリアルな姿を追った、幻冬舎新書『ルポ シニア婚活』(篠藤ゆり・著)。

2019年9月26日発売予定の本書から今回は「子どもがほしいシニア男性たち」を公開。

財産のあるシニア男性は、自分の死後、親戚や国に財産が渡ることを恐れ、なんとかして実子をもうけたいと願うようになるという。

35歳までの女性と結婚したい彼らは、その目的のために外国人女性を選ぶこともある。* * *

財産は実子に相続させたい

資産家のシングル・シニア男性のなかには、実子に財産を継がせたいという理由で婚活をはじめる人もいる。

自分の死後、ほとんどつきあいのなかった親戚が財産を相続するのは、なんとも納得がいかない。

まして身内がいないせいで、築きあげた財産が国庫に納められたりしようものなら、今までの自分の人生はなんだったのかという虚無感を抱いてしまう。

だったらなんとしてでも実子をもうけ、自分のDNAを持った子どもに財産を残したい。そう考えるのは、ある意味でオスとしての本能なのかもしれない。

この場合、子どもを得ることが目的なので、相手の女性の年齢は上限35歳、若ければ若いほどいいということになる。

一般的なシニア向け結婚相談所では、相手もシニア層になるため、条件に合致しない。

そこで結婚相談所のなかには、そういった特殊なケースに応じているところもある。

 

資産があれば、年齢差があってもかまわない

たとえば「大人の結婚相談所」をうたっているM‘sブライダル・ジャパンでは、スタンダードコース、エグゼクティブコース、プレミアコースという3つのコース以外に、ホームページには載せていないVIPコースがあり、子どもがほしいシニア男性に個別に対応している。

具体的には、どんな方がこのコースを利用しているのか。代表取締役CEOの宮﨑央至さんにうかがってみた。

「資産何十億という男性もいらっしゃいますので、それだけ資産があれば、年齢差があってもかまわないという女性はいます。

先日も、お母さまに連れられて入会した32歳の女性がいて、お母さまは『将来生まれてくる子どもの教育費や生活費などに相応の気配りをしてくれる男性なら、娘の相手として60歳の男性でもかまわない』とおっしゃる。

近々、東京の六本木に不動産を所有している60代の男性と、お見合いすることになっています」

ちなみにその60代の男性は、父親の会社を継いだあと、M&Aで会社を大きくし、成功して財を成したという。

子どもを産める年齢の人ということで宮﨑さんは相談を受け、すでに何人かの女性とお見合いをセッティングしたものの、まだ結婚には至っていない。

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最終更新:8/10(土) 13:05
幻冬舎plus

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