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ガンと闘ってきた愛犬に迫る最期。寝ているだけで不安になる

8/10(土) 8:46配信

女子SPA!

<16歳の愛犬を亡くした心理カウンセラーが考えるペットロス Vol.27>

 心理カウンセラーの木附千晶さんは、16年一緒に暮らしたゴールデン・レトリーバー「ケフィ」を2017年1月に亡くしました。

⇒【写真】ケフィ

 ケフィはメニエール病などと闘い、最後は肝臓がんのために息を引き取ったのです。前後して3匹の猫も亡くし、木附さんは深刻なペットロスに陥ってしまいます。自分の体験を、心理カウンセラーとして見つめ、ペットロスについて考えます(以下、木附さんの寄稿)。

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 さらなるガン治療を選択したとしても延ばせた期間はごくわずかだったはずです。その短い時間のために、苦しい副作用と闘ってほしいとは思えませんでした。人間なら100歳を超えたケフィに、もうこれ以上の負担はかけたくはありませんでした。

 苦しんでわずかな延命を図るより、なるべく穏やかに、最後まで美味しい物をいっぱい食べて、笑いながら人生を終えてほしいと思いました。できる限り楽しい思い出だけを持って、相棒だった愛猫・でんすけ(2015年没)のもとへと旅立ってほしかったのです。

生命力と天命に任せるしかない

「だからもう、これ以上のガン治療はしない」

 その「決断」は今も間違っていなかったと思っています。与えられた選択肢のなかから最善の「判断」をし、「決断」したと信じてはいます。しかし、それでも愛しいケフィの命が消えて行くさまを見ているのは身を切られるようでした。ケフィの体から少しずつ命が流れ出て行こうしているのに、なす術を持たない自分……。それはとても耐え難いことでした。

「ある一線を越えると命は人の手を離れる」

 たくさんの動物たちを見送ってきて、経験として分かっていたことです。それまでは「どうにかして」「あと少し」と回復を願って手を尽くすけれど、なぜか「ああ、もうこれで最期だ」と思う瞬間が、必ず訪れます。その子が持つ生命力と天命に任せるしかないときがやってきます。

「これ以上のガン治療はしない」と決めた私がケフィにやってあげられること。それはただそばにいて、声をかけたり、抱きしめたりして、死への恐怖を少しだけでも和らげてあげること。体を拭いたり、寝床を清潔に保ったりして、なるべく快適に過ごさせてあげること。ご飯やお水を飲めるようにしてできる限り楽な状態をつくってあげること。そのくらいしかもう、何もできることはありませんでした。

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最終更新:8/10(土) 12:50
女子SPA!

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