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Travis Japanの“誠実な笑い”に注目 動画『蓮とビス』でのメンバー各々の活躍を振り返る

8/11(日) 12:04配信

リアルサウンド

 ジャニーズJr.の公式YouTubeチャンネルに、新感覚コンテンツが登場した。SixTONES、Snow Man、Travis Japan、美 少年、HiHi Jetsの5グループ33名が出演したドラマ風のワンシチュエーションコメディだ。タイトルの『蓮とビス』は、各グループ名の頭文字を取ったのだろう。先日、Snow ManとSixTONESが2020年にCDデビューすることが発表され、それに伴ってSixTONESは近々「ジャニーズJr.チャンネル」を卒業する。“ここにいけばいつものメンバーがいる”というたまり場のカフェ『蓮とビス』は、そのまま「ジャニーズJr.チャンネル」という遊び場を表しているようだ。

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 『蓮とビス』は、稽古なし、リハーサルなしのいきなり本番収録スタイル。いわゆる即興コントのようなやりとりは、グループ内ではよく見られた風景だが、こうしてグループを超えると、また新たな発見がある。クセの強いカフェのバイトキャラを演じたジェシーを筆頭に、自由奔放に振る舞っているように見えて、グイグイとストーリーを進めていくSixTONES。対して、カフェマスター・ふっかさん役の深澤辰哉をはじめ周囲を見ながら、ここぞというタイミングでそれぞれの個性を出していくSnow Man。ジャニーズ史上初、同時デビューとなったこの2グループが、今後も切磋琢磨していく姿が容易に想像できる。

 一方で、この『蓮とビズ』で拍手を送りたいのが、Travis Japanの頑張りだ。無茶振りにひるまないハートの強さ。スベっても失敗しても食らいついていく健気さ。そしてノニジュースを辛い罰ゲームで終わらせず、おいしい展開にしてしまう持ち前の明るさ。決して、人を下げて笑いを取ることはしない誠実さが、動画からにじみ出ている。

 まさにムードメーカーとなって空気を温めるのが宮近海斗だ。他グループとの潤滑油的な役回りもこなし、ジャニーズJr.全体の雰囲気の良さを作り上げているのは、彼がいるからにほかならない。そして、松田元太、松倉海斗の“松松コンビ”は筋肉と話せるという特殊な設定を守り、これでもかとボケ倒す。ウケが良くないと「……じゃなくて」と何度もやり直す生真面目さが、今後の成長を楽しみにさせる。

 さらに、花のレイをいつのまにかエリマキトカゲのように首に巻き付けたり、豊かなあごヒゲのように耳にかけたりと、何を言われずともモノボケに走る中村海人。そして、イジられ役を買って出て、気づけば誰よりもノニジュースを飲み干していた吉澤閑也。その横で俳句を披露する場面なのに、5・7・5のルールを一切無視するマイペースさで笑いを持っていく七五三掛龍也。そんな愛くるしいメンバーを保護者のように見守っているのが川島如恵留だ。

 ジャニーズJr.なら、誰もがCDデビューという夢を胸に活動している。こうしてweb上でレギュラーコンテンツを持ち、テレビや雑誌に出て活躍していても、だ。きっと今回のSixTONES、Snow ManのCDデビュー発表に、悔し涙を流したTravis Japanファンも少なくなかったはず。Travis Japanのポテンシャルの高さを知っていればなおのこと。だが、ひたむきに努力する彼らのことだ。この悔しさをバネに、より大きく成長してくれるはずだと期待してしまう。

 そして、その前向きさが、美 少年やHiHi Jets、またその他のジャニーズJr.たちにとってもいい刺激となるはず。ジャニーズJr.黄金時代の再来と呼ばれて久しい昨今。その先頭を走るTravis Japanの姿が健気さから、頼もしさへと変わるころ、今度は嬉しいニュースでファンの涙を流させるに違いない。

佐藤結衣

最終更新:8/11(日) 12:04
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