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中京学院大中京、終盤の猛打で逆転勝ち! 北照はエースで4番の桃枝丈が投打に活躍も涙【全国高校野球】

8/11(日) 15:55配信

ベースボールチャンネル

地方大会の打率.420の打線が…沈黙のち集中打

<第6日 第3試合 2回戦 ○中京学院大中京 4―3 北照●>(11日、阪神甲子園球場)

 第101回全国高校野球選手権大会は11日に6日目を迎え、第3試合では2年連続5回目出場の北照(南北海道)と3年ぶり7回目出場の中京学院大中京が対戦。中京学院大中京が終盤の集中打で逆転勝ちを収めて3回戦進出を決めた。

【図表】夏の甲子園2019 トーナメント表

 北照の先発・桃枝丈(3年)、中京学院大中京の先発・不後祐将(3年)の両エースの投げ合いによって始まった試合は、序盤3回まで両チーム無得点。初回にお互い得点圏に走者を進めながら踏ん張ると、その後は3者凡退のイニングも作りながら互角の戦いを見せる。

 0-0で迎えた5回、北照は先頭の国方海成(3年)が右前安打で出塁。送りバントなどで1死二塁のチャンスを作ったが、代打の水川大地(3年)が遊ゴロ、8番・山崎昂大(2年)が一飛に倒れて先制点とはならなかった。

 対する中京学院大中京は、岐阜大会で記録したチーム打率.420が鳴りを潜めここまで桃枝に対し2安打。しかし、5回に先頭の元謙太(2年)が右前安打で出塁すると、その後送りバントと死球で1死一、二塁とこちらも先制のチャンスを迎えた。

 ここで3番・増田大晟(3年)が打席に立ったものの3球三振、4番の主将・藤田健斗(3年)も中飛に打ち取られ無得点。不後に続き、桃枝もピンチで粘りの投球を見せた。

 0-0の均衡を先に破ったのは北照だった。6回、1死から四球と内野安打などで2死一、三塁のチャンスを作ると、打席にはエースで4番を務める桃枝。桃枝はともに投げ合う不後に対し、カウント2-2から速球を弾き返すと、打球は二塁を守る申原愛斗(3年)のグラブをすり抜け中前へ抜ける適時打となって先制の1点が刻まれた。

 ここで不後は2番手・赤塚健利(3年)と交代。赤塚は四球で満塁としながらも自己最速を更新する148キロを計測しながら楠絢心(3年)を右飛に打ち取って追加点は許さなかった。

 追う立場となった中京学院大中京は、直後の攻撃で先頭の不後が桃枝から中堅への二塁打で出塁しエースの意地を見せる。しかし、後続が3者連続で凡打に倒れて同点には届かなかった。

 しかし続く7回、先頭の元がこの試合3安打目となる左前安打で出塁すると、1死から2番・申原が左中間への適時二塁打を放って一塁走者の元が一気に生還しついに1-1の同点。

 さらに藤田の左前適時打、小田康一郎(1年)が左前へポトリと落ちる適時二塁打、不後の振り逃げでの出塁を挟んで井上槙士(3年)にも適時打が飛び出してこの回一挙4得点。地方大会で繋がった打線がその力を発揮し、打ちあぐねていた桃枝を捉えて4-1とリードを奪った。

 逆転された北照は8回、赤塚に対して内野安打と送りバントなどで2死三塁とすると、今度は桃枝が先制打に続いて再び中越え適時二塁打を放って1点を取り返した。

 逃げ切りたい中京学院大は、9回に3番手で登板した元が1死一塁から山崎に中越え適時二塁打を浴び4-3と1点差に迫られるも、後続を打ち取って試合終了。3年ぶりとなる甲子園勝利を飾った。

 一方、北照は5回目の出場も悲願の夏1勝はまたもお預け。桃枝が投打に活躍したが終盤に力尽き、旭川大高に続いて今大会北海道勢は2校とも初戦敗退となった。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:8/11(日) 15:55
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