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天皇陛下と雅子さまの山登り「これからも妻とこのような登山の楽しみを見出せたら」

8/11(日) 5:30配信

文春オンライン

 今日は山の日。2016年から国民の祝日となった。この年、皇太子ご一家(当時)は「山の日」の記念式典に出席された後、上高地を散策された。
 

【写真】雅子さまと愛子さまの「山ガール」ファッション

「上高地には昔旅行で来たことが」と話された雅子さま

 当時ガイドを務めた男性は、「雅子さまが『上高地には昔旅行で来たことがあるんです。山に登りました。自然や山が好きで』とお話しになった」と語っていた。

 雅子さまはご成婚前に、この地を家族旅行で訪れられたという。皇太子妃決定の際、身上書に〈国内外の旅行 北陸、九州、北海道、京都、上高地、尾瀬〉と挙げられていたほど、思い出深い場所なのだ。

「山と私」という天皇のエッセイ

 天皇は、登山愛好家としても知られる。1988年2月、28歳の誕生日を前にした記者会見では結婚を富士登山に例えて、「七合目、八合目ぐらいといったところでしょうか」とお答えになったことも。

「山と渓谷」(1996年1月号)には「山と私」というエッセイが掲載された。

〈私の登山は軽井沢の離山に始まる。昭和四十年の夏、五歳の私は父に連れられ、草いきれのなかを自分の背丈以上もある草をかき分けるようにして離山の頂上へ向かった。初めて立った一二〇〇メートル余の頂上でなにを見たかは残念ながら記憶にないが、頂上付近に洞窟があること、熊がときどき現われる話を聞いたこと、シシウドという植物の名を教わったことをはっきりと覚えている。〉

 幼少期の登山について、このように鮮やかな筆致で綴られている。

「これからも妻とこのような登山の楽しみを」と綴られた天皇

 さらにこのエッセイの中で、

〈最近、私は妻と東京都の最高峰雲取山に登った。山は冬の装いを呈し、吹きつける風は冷たかったが、すばらしい眺望に恵まれた。この山は一五年前にも登っているが、山頂から重畳たる四方の山々を望み、登山の醍醐味を改めて感じた。また、ふたりでこの光景を目の当たりにし、東京奥深くの晩秋の自然に接することができた喜びも味わった。私は、これからも妻とこのような登山の楽しみを見出せたらと思う。〉

 と雅子さまとの登山の思い出についても綴られた。昨年は「山と渓谷」(2018年8月号)にご自身で撮影された山岳写真が掲載され、見事な腕前を披露されている。

「文春オンライン」編集部

最終更新:8/11(日) 5:30
文春オンライン

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