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塗装を傷める可能性も! コロコロ水玉が気持ちいいクルマの「撥水コーティング」のデメリットとは

8/12(月) 7:01配信

WEB CARTOP

水玉のレンズ効果でボディを焼いてしまうことも

 洗車をして、ワックスやコーティングで保護するというのは基本。プロのコーティングをかけて、洗車だけという方もいるだろうが、いずれにしても塗装を保護しているのには変わりない。

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 そのコーティングには、水がかかった場合にどうなるかでいくつかの種類がある。水膜がベタッとできる親水もあるが、一番人気なのはやはり水玉がコロコロとできる撥水だろう。水玉のコロコロ具合にも差があって、高性能なものになるとかなり玉に近くなって、見た目的にも気持ちはいい。ちなみに数値もあって、平面に対して玉がどれぐらいコロコロしているかは接触角で表すことができる。パッケージにも明記されていることもあって、選ぶ際の参考にするといいだろう。

 水玉はコロコロと落ちるし、見た目もビシッと弾くので気持ちもいいが、デメリットもある。それはレンズ効果が増してしまうことだ。レンズ効果とは、塗装面に残った雨粒に、急に日光が当たると光が集まることを指す。最悪の場合は塗装を焼いてしまい、丸いシミが発生。焼けてしまっているので、ひどい場合は磨いても落ちないこともある。

親水性のコーティングはシミが発生しにくい

 また焼けなくても、水滴に含まれている不純物や塗装面にあった汚れなどが、集められて点々と跡が残ることもある。この場合は拭けば落ちるが、いずれにしても面倒なのは確かだ。

 コーティングをかけて撥水性が増すと、より水玉が真円に近くなるのでこのレンズ効果が高まってしまうのが大きな問題点。そうなると当然焼けやすくなってしまうし、汚れが集まってしまうことにも変わりない。

 対策としては屋内保管するか、ボディカバーをかけること。また雨が降ったら残った雨粒を拭いておくのもいい。撥水していればボディ上に残るものは少ないので、手間はそれほどかからないだろう。

 また手間がかけられないという場合は、レンズ効果が発生しない親水性のコーティングをかけるのもよい。シミは発生しないし、汚れも丸ごと水膜が流し落としてくれるのもメリットだ。ビシッとした「コーティングした感」があまりないのは気分的なデメリットではあるが。

 撥水と親水はどちらがいいとかではないが、駐車環境や手入れの仕方などで、それぞれのメリット、デメリットを踏まえて選ぶようにしたい。

近藤暁史

最終更新:8/12(月) 7:01
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