ここから本文です

いつか乗ってみたい 世界の素敵な地下鉄10選

8/12(月) 16:30配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

目を見張るような建築、史跡、驚くべき景観に満ちた駅や路線を紹介

 旅行先でその土地の人になった気分を味わうには、地元の人たちが利用する公共交通機関で目的地へ向かうのがいちばんだろう。

ギャラリー:いつか乗ってみたい 世界の素敵な地下鉄、写真5点

 ときには移動すること自体が、醍醐味にもなる。通勤客の人波にもまれ、迷路のような路線図を読み解きながら、地下鉄に乗ってみるのはどうだろう。アート展示やショッピング街など、世界の地下鉄には楽しめる場所がいくらでもある。

ロシア、モスクワのカリツェヴァーヤ(環状)線

 1950年代、冷戦の真っ只中に建設されたロシアの首都モスクワの環状線は、象徴的なスターリン様式の駅で知られる。コムソモーリスカヤ駅は豪華な装飾が施されたバロック様式のアーチ型天井が特徴で、タガンスカヤ駅は赤軍の兵士を描いた陶器のレリーフが自慢だ。

旅のヒント:ロシアの作家ドミトリー・A・グルホフスキーの『メトロ2033』は、核戦争後のモスクワを舞台にした小説だ。それを読んでモスクワ地下鉄の雰囲気に浸ったら、ガイド付きツアーに参加して、「人民のための宮殿」として建設された各駅の贅沢で優雅な地下空間を見て回ろう。

フランス、パリの1号線

 メトロの1号線には、ラ・デファンス地区や凱旋門からルーブル美術館やバスティーユ監獄まで、パリのランドマークへの最寄り駅がいくつも連なる。1900年パリ万国博覧会の期間中に開通したメトロには、エクトール・ギマールがデザインしたアール・ヌーボー様式の入り口が当時のまま残る駅も多い。パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅はルーブル美術館の入り口に直結しているが、かつての最寄り駅だった隣のルーブル・リボリ駅には収蔵品のレプリカが飾られている。

旅のヒント:パリ市観光局公式サイトで、メトロの切符の購入と路線図のダウンロードができる。欧州で2番目に乗降客が多く、300を超える駅があるパリメトロを乗りこなすのに役立つはずだ。

台湾、台北の淡水信義線

 台湾の首都、台北の地上と地下の両方を走る台北捷運(MRT)淡水信義線は、ショッピング街、アートギャラリー、人目を引く建築物などが多い路線として知られる。剣潭駅の、巨大なドラゴンボートをイメージした奇抜な駅舎は必見だ。

旅のヒント:台北MRTでは、地元の文化施設や娯楽施設の割引券がセットになった24/48/72時間乗車券が発売されている。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ナショナル ジオグラフィック日本版の前後の記事

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事