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八戸学院光星、智弁学園との壮絶な打撃戦制す! 6回一挙7失点で逆転許すも終盤に再逆転【全国高校野球】

8/12(月) 16:13配信

ベースボールチャンネル

18安打10得点!途中出場の沢波が決勝打

<第7日 第3試合 2回戦 ○八戸学院光星 10―8 智弁学園●>(12日、阪神甲子園球場)

 第101回全国高校野球選手権大会は12日に7日目を迎え、第3試合は開幕戦に勝利した八戸学院光星(青森)と49代表最後の登場となる智弁学園(奈良)が対戦。八戸学院光星が打撃戦を制して3回戦に進出した。

【図表】夏の甲子園2019 トーナメント表

 開幕戦となった誉(愛知)戦で11安打9得点と打線が繋がった八戸学院光星は、この日も持ち味を発揮する。初回、智弁学園の先発・小畠一心(1年)に対して3番の近藤遼一(3年)が左中間へのソロ本塁打で先制すると、3回には武岡龍世(3年)の中堅バックスクリーンへのソロ本塁打で2点目。さらに近藤にも適時打が飛び出し3-0として早くも小畠をマウンドから引きずり下ろした。

 八戸学院光星は智弁学園の2番手・山本奨人(3年)に対しても攻撃の手を緩めず、2死二塁から開幕戦で満塁本塁打を放った下山昂大(3年)が右前へ適時打を放って4-0と引き離した。

 一方、智弁学園は八戸学院光星の先発・横山海夏凪(3年)に対して初回から走者を置くも得点には繋がらず。3回はこの日初めて3者凡退に打ち取られてなかなか横山を捉えられない。続く4回は先頭の主将・坂下翔馬(3年)が四球で出塁。2死から反撃の糸口を掴もうと坂下が盗塁を試みたが失敗に終わった。

 しかし、八戸学院光星が2イニング連続無得点の中で迎えた5回、智弁学園は先頭の吉村誠人(3年)が左前安打で出塁すると、相手守備のエラーなどで2死二、三塁のチャンスを作る。ここで塚本大夢(3年)は四球を選ぶと同時に横山の投球が暴投となって吉村が生還。この回わうか1安打で1点をもぎ取った。

 八戸学院光星は後半に入った6回に再び打線がエンジンをかける。山本に対して1死二塁のチャンスを作り、横山の右前適時打で1点追加。さらに武岡と島袋翔斗(3年)の連続安打で満塁とすると、近藤が左翼の横を痛烈に破る2点適時二塁打を放ち7-1とこの日最大の6点差とした。

 突き離された智弁学園だったが、守りで1死満塁のピンチを3番手・西村王雅(1年)がしのぎ切ると、直後の攻撃で先頭の坂下が二塁打で出塁。ここで4番・前川右京(1年)が右前へ適時打を放って再反撃の1点を刻んだ。さらに四死球で満塁とチャンスを広げ、この日初打席となった西村も死球で押し出しとなり1点を追加した。

 なおも満塁で八戸学院光星は横山に代わって開幕戦で4イニングを投げた山田怜卓(3年)が登板。智弁学園は2死となったものの、この日無安打だった塚本が中前へ抜ける2点適時打を放ち5-7と2点差に詰め寄った。なおも2番の山崎空雅(2年)が四球を選んで満塁となった。

 このチャンスで坂下が放った打球を一塁を守る近藤がエラー。この間に三塁走者が生還し6点目が入った。さらに満塁で4番の前川の打球は遊撃の手前でバウンドが変わり左前への2点適時打に。智弁学園はこの回一挙7得点で8-7と逆転に成功した。

 6点差をひっくり返された八戸学院光星は、7回に1死からの連続安打で二、三塁と一打逆転のチャンスを作ったが西村の前に後続が武岡と島袋が打ち取られて無得点に終わった。しかし八戸学院光星の山田も2死二塁のピンチをしのいで追加点を許さなかった。

 8回、追う八戸学院光星は近藤が左前安打を放ち、4度目の先頭打者出塁。1死から送りバントを決め2死二塁のチャンスを作ると、下山が左翼線を破る適時二塁打を放って8-8の同点に追い付いた。一方の智弁学園は、1死二塁打と死球2つなどで2死満塁とするも得点に繋げられず、同点のまま9回を迎えた。

 先に勝ち越しのチャンスを作ったのは先攻の八戸学院光星。1死一塁からエンドランに失敗し2死となったが、島袋が左前安打を放ち一、三塁とする。この日4安打の近藤は敬遠し満塁となり、ここで途中出場していた沢波大和(3年)が初球を捉えると、打球は一塁強襲の内野安打となって大きな2点を勝ち越し10-8とした。

 八戸学院光星は、9回も続投した山田が智弁学園に対して2死から四球を出すも、最後は塚本を中飛に打ち取って試合終了。10-8で打撃戦を制し、3回戦に進出した。一方の智弁学園は一時はビッグイニングを作り逆転したが、終盤の好機にあと一本が出ず涙を飲んだ。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:8/12(月) 16:54
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