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”東大クイズ王”伊沢拓司 塾バイト月100時間も「クイズで食えるようになるまで」

8/12(月) 11:00配信

文春オンライン

「ネットメディアの編集長をしているのに、ネット代が払えない」

――クイズの作成もされるんですね。

伊沢 もともと大学生の時からQuizKnockという「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトとしたメディアを立ち上げて、問題作成をしていました。その頃は人手不足で、苦手なジャンルの問題も作っていたんです。

――今年春に東大大学院を中退されて、その事業を株式会社QuizKnockとして新しくスタートしました。

伊沢 僕の中のけじめです。数多くの大学生や社会人スタッフと一緒に活動しているのですが、「俺はこのQuizKnockと添い遂げていくぜ」と宣言をして、より責任感を持ってみんなと仕事をしたいと思ったんです。

――今では2019年の『JC・JKトレンド予測』に「QuizKnock」が入るほどの人気です。

伊沢 トレンド入りは僕らもびっくりでした。本当にありがたいです。 今でこそありがたいことに沢山の方に応援していただいてますけど、2016年にメディアを立ち上げた当初はそれこそネットメディアの編集長をしているのに、ネット代が払えないくらいお金がなくて。家にネットが通ってなくて、ずっとコーヒー1杯で粘って、お店のWi-Fiでウェブメディアを作ってました。実はそんな状況で、『東大王』レギュラー化のお話があったので「宣伝になるかもしれない」と飛びついた経緯があります(笑)。東大王がレギュラー化すると、同時期に始めたYouTubeの人気も上がってきて。

――とはいえ、ご両親は心配されていませんでしたか?

伊沢 実は大学院へ行くときもですが、会社を作ることも両親には相談していないんです。そういうところは僕に任せてくれるんです。

――それは昔からご両親の、伊沢さんへの接し方なんですか?

伊沢 小さい頃から僕のことを「大人」として見てくれるんです。話し方もあえて易しい言葉を使うんじゃなくて、普段通りに話してくれていました。今になってすごく思うのは、それってすごく親としてなかなか難しいことだと思うんです。そのおかげで今の僕があります。

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最終更新:9/13(金) 13:06
文春オンライン

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